![F3-10](https://stat.ameba.jp/user_images/20100304/05/hidez51/61/9c/j/o0159011210437225830.jpg?caw=800)
朝、
外国人記者クラブにてSさんと打ち合わせ、有楽町。
「茶」と政治の話になった。
「茶」は、
亭主が世俗を離れて隠者の境遇として、
客をもてなす遊びであったらしい。
利休は、
「茶」を通じて、
自然との調和を図りながらも、
権謀術数渦巻く政治、という現実に背を向けない「侘び」という概念を、
展開した、と僕は勝手に考えている。
(賛否をもらいそうだけど、
ピカソも流通から「実」を生み出したアーティストだと僕は考えている)
決して、
豪奢でなく、
でも、
日の光や、それが木々に触れた際にもたらす陰が、
「しほらしく」佇むわずか2畳の茶室。
そうした空間をつくり出すに至るのに、
何年かかるのだろう……