鈍感力? | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

F6-6なんか、
繊細で傷つくよりも、
「鈍感」でいるほうがいい、
っていうような本が売れてるんだってね?

それって、
「傷つく」ことが、
感性を高めて人生を豊かにする、
だから、
「タフ」になった方がいい、
ってこと?

だったらいいけど、
「自己中」になった方がラク、
っていうんだったら、
僕は、
違うと思うんだよね。

壁を作って防御して、
自分の情報だけに敏感になっても、
いずれ、
周囲と適応できなくなって、
あとで辛くなるだけのような気がするよ。

逆に、
繊細すぎて傷つく、
ってのも、
結局「自分の情報」だけに、
敏感になっているのは同じで、
しっかり「人」を見ていないし、
受け止めていない。

だから、
自分がどう思われているのか、
ばかりが気になって仕方ない。

でも、
しっかり「人」をみれば、
多くの人が自分のことでいっぱいいっぱいで、
そんなに相手のことを洞察した上で、
評価しているわけではないことに気が付くはずだ。

そういう目で見ると、
人のイタミを受け止めてあげることも、
価値観に理解を示すこともできるかもね。

「違う」のが当然、
「分かってもらえない」のが当たり前、
だからこそ、
苦しみながらも、
おんなじ方向を見ようとすることに意味があるんじゃない?

恐れちゃいけない、
あきらめちゃいけない、
人間は可能性の塊だ。

自分の対応を変えれば、
きっといろんな表情を見せてくれるはず。

「鈍感」になって逃げてラクをしないで、
変化し続けられる勇気を持って欲しい。

 

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