その方とお話していて、
気が付いたことがある。
驚くほど徹底して、
お話しされるすべての言葉の出だしで、
何を言いたいのかが分かるのである。
つまり、
結論から話し始めるのがクセになっていらっしゃるのだろう。
相手の反応を恐れずに、
まず、
自分の結論(仮説)をしっかり述べてから、
その結論に至った過程を話されるのだ。
おそらく、
ご本人はまったく意識していないに違いない。
結論から、
しっかり話ができるということは、
「演繹法」(鳥の目)と、
「帰納法」(蟻の目)からなるロジカルシンキングが、
日常になっていらっしゃるということだ。
饒舌にお話しをなさる方ではなく、
また、
その雰囲気には、
大河のような柔らかさすら感じさせるのだが、
一代で、
会社をあそこまで持っていった男というのは、
やはり凄まじい。
ひたすらに、
いい空間だった。
いただいた教訓は、
今日のスクールで、ね。