わーどおぶますたー | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

頂上麺 筑紫樓今日、偶然に道場の方とお会いした。
 
確か、弁護士の方で年は45歳くらい、この秋に昇段審査を受けることになるかもしれない、と興奮なさっていた。
 
彼が、空手を始めたのが、僕が学生のころなので10年くらい前だ。

つまり30歳を超えてから極真をはじめ、激務の中、ここまで頑張ってこられたわけだ。
 
僕も昇段審査には思い入れがある。
 
審査には、ランニングのタイムテストがあって、70キロ未満の体重だとより厳しくなる。

そのコースは、何度も走ったが、練習では一回もタイムのクリアができなかった。

同じコースを3週走るので、僕なりに計画を立てた。
1週目、2週目は流し、3週目で勝負をかける、という具合に。

その魂胆をすぐさま見破った徹先輩(元世界チャンピオン・岡本徹)が一言、
「金森、1週目から勝負をかけろよ。」

単純な僕は、瞬時に計画を切り替え、1週目からアホみたいに全力で走った。

苦しさのあまり、ゴールした瞬間に倒れこんでしまったが、
驚いたことに、タイムが大幅に余ってのゴールだった。
本番ではじめてのクリアだ。

あの時、徹先輩の言葉を受け止めていなかったら、今の僕はなかったに違いない。

その時僕は実感した。
どんなに年をとっても、
どんなに衰えても、
もしくは、どんなに偉くなっても、
あらゆる刹那、素直な気持ちで取り組む覚悟さえ持てれば、できないことはない。(なんて単純なのかしら。)

なーんて、堅っ苦しいことに気づいてしまったものだから、
鷹揚に構えていると、すぐにもう一人の自分に怒られる。
「随分衰えたものだな、秀晃、と。」

45歳になって、新たなチャレンジを迎えたあなたにエールを送りたい。

僕もがんばらないとね。

ちなみに写真は、Mさんにいただいた
頂上麺 筑紫楼の杏仁豆腐とマンゴープリン。

さっき聞いたら、僕の分は残っていないらしい。