脳は最高の武器でもあり、防具でもある、
と僕は思う。
「防具」というのは、
その持ち主である人間の行動をどこまでも正当化してくれる、
ってことさ。
たとえば、
誰も見ていないから、
と後々、自分自身が弱くなる選択をついとってしまう、
なーんてのは誰にでもあるだろうけど（ついつい食べちゃうんだよなぁ、どら）、
脳は必死でそれを正当化してくれるから、
その行動に益々拍車がかかって悪循環が起こる。
また一方、
違和感（面倒くさい、怖い…）を感じながらも、
その「必要性」を重視し勇気を持ってとるべき行動をとると
（安易に流されない、ということもひっくるめて）、
またそれを正当化するために、
脳がとてつもない合理性をくれて、
その行動をとった自分を称えてくれるのさ。
そうすると、
誰が見ていなくても自分を律することができるような強さが身に付く、
っていうシステムなのだ。
昨日昼過ぎ、
いつも使っているセミナールームのスタッフのYさんと面談させていただいて、
そーんなことをお話ししたよ。
彼は、
まだ社会に出たばかりなんだけど積極性と誠実さが感じられて、
今後が非常に楽しみ。
是非、頑張っていただきたい。
写真は、
スタッフがお話しさせていただいたロアラブッシュ。