僕も、
武道家の端くれだから、
思い入れの強い言葉だ。
でも、
経営者には、
必要のない言葉なのかな、
って思ったこともある。
でもやっぱり、
当たり前の話なんだけど、
「積み重ね」に勝るものはない。
もちろん、
山になる意志のある塵の一つひとつは、
「積み重ね」によって意義を持つだろうけど、
そうした意志を持たない塵はいくら積み重なったところで、
塵でしかないけどね。
その意義ある「積み重ね」を、
成り立たせるための言葉が、
心・技・体
だと思うんだよね。
「経営」に関しては、
それに携わる人間によって、
様々に意味を持つと思うんだけど、
僕は、
生涯を賭して、
そして、
自分に与えられた体と心を使って、
意味ある作品をつくっていきたい。
いまどき、
泥臭くて暑苦しい話しかもしれないけれど、
でもね、
それが、
やりたいことなんだ。