昨日の朝、
人材派遣会社経営のTさんと話した際、
最近、競争心が薄い人が多いので高めて欲しい、
というような依頼を受けた。
僕の周りは、
肉食だらけなので、
あんまりピンとこなかったんだけど、
確かに、
そう言われてみればそうなのかもね…
僕の場合も、
周りに言わせると、
「勝ち」に対する執念は凄まじいらしんだけど、
僕自身は、
単に、
「勝つまでやる」
「できるまでやる」過程が楽しいだけなんだよね。
だから、
必然的に競争相手はすべてリスペクトの対象となる。
だってさ、
レベルの問題ではなく、
自分と違った価値をつくれている人間からは学んだほうが得だし、
本気で学ぼうと思ったら、
ある意味リスペクトするのが最も早い。
ピーター・ドラッカー氏は、
競争に勝つための4つのルールとして下記を挙げている。
1.競争力を重視
(まずは勝たなければ、持ち得る能力を発揮できない。)
2.全体益を第一に考える
(大義や使命感を持たない者の勝利はモロい。)
3.外部との関係に重きをおく
(相手を尊重しなければ、攻略手段も見えてこない。)
4.共存しなければならない相手には決定的な勝利を収めない
(目先の勝利や利益よりも、後々のビジョン。)
まあでも、
すべてに先立つ原理は、
「自分自身に勝つ」ってことなんだろうね。
そうじゃないと、
1.勝つ前に、自分のやり方やスタイルにこだわってしまうし、
2.私利私欲は短期的ビジョンに直結するし、
3.人を省みない覇気など瞬間的なものだし、
4.人を潰すなんて、自己満足以外のメリットがありゃしない。
要は、
今の自分でずぅーっと生きていこう、
なんて傲慢な考え方を持たずに、
変化、成長していくプロセスに興味を持つようにすれば、
自然に勝利へのこだわりに繋がっていくんじゃないのかしら。
そうなっていけるように、
僕も頑張んないと、ね。