放ち、削られ、研ぎ澄ませ | ZACグループ代表取締役社長・金森秀晃オフィシャルブログ

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株式会社ZAC社長 金森秀晃のブログ。
人事制度構築、教育・研修サービスとその現場から得た気付きについて綴っています。
企業研修・コンサルティング・スクールのことから、大好きなおやつの事まで幅広いブログです。

絵本の贈り物周りとの摩擦を恐れて、より良い結果は望めない。

粗雑なエネルギーは、その摩擦により研磨され洗練されてゆく気がする。

ただ摩擦にも、いろいろ種類があると思うんだ。

もし、そのエネルギーが、目先の己を救うものであった場合には、
自己主張に殺気が乗らず、説得力を失っちゃうんだよね。

こうした摩擦は、自分自身や周りを疲弊させるだけで、何にも生まないのさ。

でもね、物事を大局で捉えたエネルギーには、
自らの技量に確信を加え、なんともいえない凄みが出てくる。

ここで起こる摩擦は、
眠っている感性を覚醒させ、周囲もろとも本能を活性化させてしまうのだ。

が、それも所詮は荒削りなもの。

叩かれ、潰され、それでも限界を探ってはじめて「まあまあイケる」ものができあがるんじゃないのかな。

はじめから無難なところを狙ったものなど、
人を安心させるだけで(害がないから)、すぐに飽きられるだけだもんね。

そういった意味で、
究極の「価値」とは、ギリギリの摩擦や衝突の結果、生み出されるものだと、
僕は考えるんだ。

写真は、Nさんにいただいた絵本。

とても嬉しい。  ありがとう。