2023年8月にハワイで起きた山火事は、木は燃えずに、教会や大豪邸の家は無傷で、それ以外は壊滅的な状況という実に不可思議な災害でした。まるで戦争跡のような光景の中には、車のアルミホイルが溶け出したり犬が炭化したりするほどの高温が発生したことが映像で確認出来るも、果たして自然災害でそんな風になり得るかのかという疑問は残ります。

以下引用

2020年にマウイ郡が作成した災害軽減計画書では、先日の火災で壊滅的な被害を受けたラハイナがある西マウイ地域を、郡内で山火事が発生する年間確率が最も高い場所としていた。

マウイ島にあったハワイ最後のサトウキビ農園(プランテーション)が2016年に閉鎖されたことで、砂糖がハワイ諸島の経済の頂点に君臨していた時代は終わりを告げた。

しかし、3万6000エーカーのプランテーションで最後の収穫が行われると、別の重大な変化が浮き彫りになった。かつてはカネになる作物が生い茂っていた遊休地に、極めて燃えやすい外来種の草が容赦なく広がるようになったのだ。

ギニアキビ、モラセスグラス、クリノイガなど、家畜飼料としてハワイに持ち込まれたアフリカ原産のさまざまな植物が、現在ではハワイの土地の4分の1近くを占めるまでに繁殖している。雨が降れば急速に成長し、土地が干上がっても乾燥に強いこれらの草は、先日マウイ島で少なくとも100人の命を奪った火災も含め、ハワイ全域で山火事の燃料となっている。

以上、ハワイの山火事をここまで深刻にした「真犯人」外来植物放置の危険性は前から指摘されていた

2023/08/19 5:30 The New York Timesより引用


燃えやすい草なんてあるんだ、驚きました。「それらの草は非常に侵略的で、成長がとても速く、たいへん燃えやすい」

サトウキビ農園(プランテーション)の閉鎖に伴い、支配者層はマウイ島を100%再生可能な社会を目指すスマートシティ化を決めた。しかし、先祖代々の土地を原住民がそう簡単に手放すことはなく土地買収の交渉は難航した。さらに9月末にはスマートアイランド構想のサミットが開催される予定という。さすれば「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」ならぬ「売らぬなら殺してしまえ原住民」という実力行使に出た、というのが真相なのかもしれませんね。

そうそう、レーザー光線は青色には効かないのですね、不思議です。

生き残るには青色の家、青い車、青い服にしましょうw