岩波書店。
40年くらい前に、バートン版の第一巻を読んだ記憶があるが、それ以来。死ぬ前に、完読したいと思っていたのにゃ。なぜガラン版かというと、字が大きいから。文庫本のやつは、もう、細かくて読めないのにゃ。読書は、若いうちなのにゃ。
今回、初めて気がついたことがある。女性に幻滅して、次々に花嫁を殺す王様は、ササン朝ペルシアの王様だったのにゃ。これは、驚くべきことなのにゃ。なぜなら、シェヘラザードが毎晩話す物語の中には、アッバース朝のハールーン・アッラシードも登場するのだから。ササン朝が滅亡してから150年後くらいに活躍した人にゃう。シェヘラザードには、予知能力があったのにゃ。
死刑を延期させるほど物語がおもしろいのは言うまでもないが、妹のディナールザードがサクラとしていい仕事をしている。「まあ、お姉さま。なんとおもしろいお話なのでしょう!」などと、巧みに煽るのにゃ。
二ヶ月に一冊のペースで、全六巻をクリアする予定にゃう。そうでないと、経済的にキツいのにゃ。


