井上尚弥が25日、大橋ジムで8ラウンドのスパーリングに臨みましたので報告いたします。

本日のスパーリング相手:WBA世界スーパーバンタム級11位ケビン・ゴンサレス(メキシコ)→戦績26勝(13KO)1敗

昨年12月、ムロジョン・アフマダリエフとWBA挑戦者決定戦で対決も8回TKO負け

本日はゴンサレスと8ラウンドのスパーリングを行いました。

なおゴンサレスとともに3月17日から練習パートナーとして来日しているのは、元WBCユース・フェザー級王者ジョナタン・ロペス(米国)→戦績14勝(10KO)無敗。

ロペスはスピードある技巧派、精度の良いパンチでKOを増やしている。18歳の時、エディ・レイノソにセンスを買われチーム・カネロ入りしている。

2人は4月中旬までの予定で、スパーリングパートナーとして滞在します。


◇スパーリング終了後の井上尚弥の話◇

―本日は8ラウンドのスパーリング
「一昨年のバトラー戦からからラウンド数は多くしている。その延長線上として継続している。もともとの腰痛などの故障も少なくなったので長いラウンドをやっている」
―8ラウンドの相手を1人にした意図は
「感覚的にペースをどちらがどう握っているかが分かりやすくなる。2人で8ラウンドを消化する時はスタミナと集中力を意識するのが目的。1人で8ラウンドを消化する時は、各ラウンドで相手とのバランス、組み立て方、同じように疲労をためた中での駆け引きを意識するのが目的になる」
―2人はネリとタイプが似ている?
「2人ともネリには似ていない。ただタイプの違う2選手に対して、自分のボクシングの幅を広げていけば、絶対にネリに当てはめることができる」
―現時点の不安は
「ないですね。調子良く仕上がっています。万全と言える」