日刊スポーツ


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2025年にプロボクシングのアジアヘビー級トーナメントが開催されると14日、発表された。大橋ジムとDANGANジムがタッグを組んで開催するもので、優勝賞金は1000万円、16人出場のトーナメントとして1年間かけて優勝者を決める。出場資格は日本国内のC級(4回戦)ボクサー、アジア圏(韓国、中国、台湾、モンゴル、インドネシア、インド、フィリピン)の日本ボクシングコミッション(JBC)公認の4回戦ボクサーに加え、、他格闘技からも門戸を開放。日本プロボクシング協会加盟のジム所属で、かつC級プロテストに合格していることを条件に認めるという。正式名称は「フェニックストーナメント・アジアヘビー級チャレンジカップ」となる。


 KO賞も1回戦、準決勝、決勝とそれぞれ設定されており、優勝者には試合結果次第で総額1300~1400万円が手に入る設定となっている。25年5月に1回戦、同7月に2回戦、同9月に準決勝、同11月に決勝を行う日程となっている。大橋会長は「他の格闘技からも有名選手から問い合わせがある。ヘビー級はリングに上がっただけでどよめく。軽量級、中量級はスピードがあって面白いが、重量級というのはいるだけでどよめくのは魅力。ヘビー級は日本ボクシング界にとって1番の期待どころ。1000万円の賞金もヘビー級を盛り上げていきたい思いだ。力を入れて続けていきたい」とヘビー級活性化の思いを口にした。


 出場選手が16人を超えた場合には2~3月に本戦出場権を懸けた予選を組む方針。DANGANジムの瀬端幸男会長は「どれぐらいの応募があるのか楽しみ。多ければ多いほどいい、日本では重量級の盛り上がりがなかったので、盛り上げたい」と言葉に力を込めた。またヘビー級トーナメントを契機に、日本協会とJBCと協議した上で、4回戦のタイトル戦&ベルト創設(名称未定)を計画していくという。本戦に関してはNTTドコモの運営する配信サービスLeminoで放送する計画がある。