井上尚弥 MTG! | 大橋秀行オフィシャルブログ「DON'T LET YOUR DREAMS BE DREAMS ~夢を夢でおわらせない~」Powered by Ameba

    ボクシング世界王者 井上尚弥選手、『SIXPAD』アスリートサポートパートナーに就任


    株式会社MTG
    株式会社MTG(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:松下剛)は、EMSを中心としたトレーニング・ブランド『SIXPAD(シックスパッド)』のアスリートサポートパートナーとして、ボクシング世界三団体統一世界王者、井上尚弥選手とパートナーシップ契約を締結しましたので、概要についてお知らせします。

    ■パートナーシップ契約締結に至った経緯
    2019年11月、ボクシングWBSS世界バンタム級トーナメントで見事優勝し、名実ともにボクシング界の“モンスター”となった井上選手。さらなる高みを目指すべく、新たなトレーニング方法を模索する中、EMS(Electrical Muscle Stimulation=筋電気刺激)の活用に興味を持たれたことをきっかけに、『SIXPAD』へお声がけいただきました。
    連絡を受けたMTGは、井上選手へ近未来型EMSトレーニング・ジム「SIXPAD STATION」を体感していただく場を設定。その場が初めてのEMSトレーニングとなった井上選手でしたが、確かな効果を実感され、ご自身のトレーニングに本格的に取り入れることを決めてくださいました。
    さっそく、オフの時間でも効率的にトレーニングを行うために、「SIXPAD Abs Belt」「SIXPAD Foot Fit」などの家庭用EMS製品を自身のトレーニングに取り入れていただきました。また、正しいEMSトレーニングの知識を知っていただくため、『SIXPAD』の開発パートナーである森谷敏夫 京都大学名誉教授との対談を実施。 EMSにおける世界最高峰の権威でもある森谷名誉教授は、井上選手のトレーニングルーティンや食事方法を細かくヒアリングし、運動生理学および栄養学の見地からアドバイスを送りました。
    現在は、家庭用EMS製品のみならず、SIXPADが現在開発中のサウナスーツも井上選手のトレーニングに取り入れていただいております。
    今後も『SIXPAD』は、製品やサービスだけでなく、開発に携わる様々なプロフェッショナルの知見などを提供することで、井上選手のトレーニングをトータルにサポートしていきます。

    ■井上尚弥選手コメント
    『SIXPAD』からサポートをいただくことになり、世界No.1を目指すという共通の夢に向かって、共に歩んでいくことを楽しみにしています。僕の自宅やジムにも、『SIXPAD』を導入していただいたので、オフの時間での「家トレ」もはかどると思います。ここまで、幸いなことに世界王者のタイトルを獲得してきましたが、僕の夢はまだまだこれからで、道はどんどん険しくなってくると思っています。さらに良いボクサーになるために、より効率的なトレーニングを追求していきます。

    ■初体験のEMSトレーニングに世界王者がまさかのKO⁉ 井上選手のトレーニングの様子
    井上選手に『SIXPAD』の本格的なEMSトレーニングを実感していただくため、わずか15分で全身を同時に鍛えることができる、近未来型EMSトレーニング・ジム「SIXPAD STATION」、そして自宅や移動中でも手軽に本格トレーニングができる『SIXPAD』のEMS製品を体験していただきました。
    鍛えぬかれた肉体のため、軽いトレーニングでは負荷がかかりにくい井上選手も、『SIXPAD』のEMSトレーニングには効果を実感したそうで、トレーニング後にお話を伺うと、「これは、本当にすごいですね。めっちゃキツい。もう二度とやりたくない!(笑)」と、世界王者からまさかのギブアップが飛び出す場面も。井上選手の思いがけない一言に周囲が和む中、すかさず世界王者の顔に戻り、「でも本当にそのくらいの負荷を感じました。普段使わない筋肉を刺激できているのが実感でき、今までにないトレーニング効果が期待できそうです。とくにこの(=SIXPAD STATION)トレーニングは、短い時間で全身に、ここまでの負荷をかけられるというのは本当に画期的だなと思います。SIXPADの製品も部位ごとに種類があって、自分の鍛えたい部位にピンポイントで使えるところがいいですね。全種類使ってみたくなりました」と、『SIXPAD』への想いを語ってくださいました。

    ■森谷名誉教授との対談(抜粋)
    《EMSについて》
    森谷名誉教授:
    EMSは「筋電気刺激」といって、通常脳からの電気信号で筋肉を動かすところを、筋肉に直接電気を流して動かす技術です。井上選手はEMSを使ったことはありますか?
    井上選手:
    いえ、話には聞いていましたが、実際に使ったことはないです。
    森谷名誉教授:
    アスリートの方には、特に知っていただきたいですね。EMSの特徴は「速筋」という瞬発力やパワーを発揮するときに使われる、通常は鍛えにくい筋肉を鍛えられることなんです。
    井上選手:
    そうなんですか?速筋と遅筋と、筋肉には2種類あると言いますけど。
    森谷名誉教授:
    速筋を鍛えるには、本来は最大筋力の75~80%以上の相当の負荷をかけないといけないのですが、EMSは筋線維と神経が太く、 電気抵抗が少ない速筋の方に真っ先に電気が流れるんですよ。そういう特性があるので、短時間で大きな負荷をかけずに速筋を鍛えることができます。ボクサーのような瞬発力が必要なアスリートには特におすすめです。
    井上選手:
    それは知りませんでした。今まで、筋肉を電気で刺激するということは聞いたことはありましたが、正直に言うとボクシングとはあまり関係ないと思っていたんです。でも今日こうしてお話を聴いて、35歳まで現役を続けるという僕の目標に必要なものだと感じました。ぜひ取り入れていきたいです。

    《食事について》
    森谷名誉教授:
    井上選手は、減量の時はどういった食事をとっていますか?
    井上選手:
    試合の1か月前からは、ほぼ炭水化物しか食べないです。食べる量は減らさないといけないけどトレーニングは減らせないので。計量数日前からは、ほとんど食事をしないようにはしています。
    森谷名誉教授:
    きちんと炭水化物をとっていると聞いて、安心しました。人は生きているだけで脳がエネルギーを消費します。トレーニングをする人はなおさら炭水化物を取らないと、その分筋肉からエネルギーを消費していくので、筋肉が痩せてきてしまうんです。
    井上選手:
    そうした理由を詳しく知らずに食事をしていましたが、先生からもお墨付きをもらえてよかったです。今後も炭水化物を欠かさないよう気をつけていきます。



    ■「SIXPAD ATHLETE SUPPORT PROJECT」概要
    「SIXPAD ATHLETE SUPPORT PROJECT」(以下、アスリートプロジェクト)とは、最高のパフォーマンスを目指すトップアスリートたちの、日々のトレーニングやコンディショニングを、『SIXPAD』がサポートするプロジェクトです。
    世界最高峰のEMS研究から生まれた『SIXPAD』は、トップアスリートたちにとって、欠かせない存在となっています。健やかな未来を共に創り上げるパートナーとして、プロアスリートから、アマチュア、学生まで、限界に挑戦し続けるアスリートたちを、独自のEMSテクノロジーでサポ―トしていきます。そして、過酷な競技環境の中で、『SIXPAD』を使用してもらうことで得られたエビデンス(実証)データを、さらなる研究開発、ひいてはEMSの正しい理論・効果を世の中へ、広く正しく伝えるために活用していきます。

     

     

    井上 尚弥(いのうえ なおや) / 大橋ボクシングジム所属
    小学校1年でボクシングを始める。高校1年でインターハイ・国体・選抜の三冠獲得。勝利を重ね続け、高校生にして、ボクシング史上初の7つのタイトルを獲得。プロ転向後は4戦目で日本王座に。日本を舞台に戦う日本人選手が多い中、文字通り「世界」を舞台に戦い6戦目で世界王座を獲得。8戦目での2階級制覇は当時、世界最速。この年、世界ボクシング界にて年間MVPを獲得した。
    2018年5月25日には国内最短で3階級制覇を達成。同年開催のWBSSでは圧巻の70秒KO劇を見せた。2019年5月18日英国グラスゴーでWBSS準決勝を259秒TKOで制し決勝へ。2019年11月7日さいたまスーパーアリーナで行われたWBSSバンタム級決勝で12R 3-0の判定勝ちを収めWBSSバンタム級初代王者に輝いた。


    ■『SIXPAD』について
    『SIXPAD』は、EMS(Electrical Muscle Stimulation=筋電気刺激)を中心としたトレーニングブランドです。世界的な運動医科学の権威である京都大学名誉教授 森谷敏夫氏のEMS理論、MTGが開発した独自波形、クリスティアーノ・ロナウド選手のトレーニングメソッド、この三者のシナジーにより生み出された独自の"CMM Pulse"をコアテクノロジーとして2015年に誕生。
    2017年にはIoT対応モデルをリリースし、スマートフォンのアプリとの連動でトレーニングの可視化を実現しました。 その後、トレーニングウエア、サプリメントを発売し、ラインナップを拡充。2018年にはトレーニングはもちろんヘルスケアにも貢献できる商品として、"歩く力"に着目し足裏からふくらはぎを鍛える「SIXPAD Foot Fit」をリリースしました。そして2019年には、ひとりでも多くの人の健やかな身体づくりをサポートするため、ライフスタイルに手軽に取り入れやすいフィットネスシリーズを発売。2019年にはEMSシリーズ累計出荷台数200万台※を突破。
    (※2015年5月~2019年8月SIXPAD EMSシリーズ実績)
    『SIXPAD』ブランドサイト:http://www.sixpad.jp

    ■近未来型EMSトレーニング・ジム「SIXPAD STAION」について
    「SIXPAD STATION」は、EMS機器に革命をもたらした『SIXPAD』を原点に、先進的な3つのテクノロジーを融合した近未来型EMSトレーニング・ジムです。全身9部位18箇所に電極が配置されたEMSフルボディスーツに身を包み、デジタルトレーニングミラーを通して自身のトレーニングフォームと意識すべき筋肉を確認しながら、EMSと動作を融合させたトレーニングプログラムを行います。専属のトレーナーがお客様一人ひとりのニーズに合わせ、コントロールタワーでレベルを調整するため、15分という短時間で、安全かつ効率的に全身同時のトレーニングが可能です。トレーニング専用スーツやタオル・ドリンクなど、トレーニングに必要なものは完備しているため、手ぶらでのご来店が可能です。
    「SIXPAD STATION」公式サイト:https://www.sixpad-station.com/