揺らいでも良い | 53歳で逝ってしまった夫へ

53歳で逝ってしまった夫へ

人生の相棒でパートナーだった夫が53歳で逝ってしまいました。
子供のいない私達でしたが、山の中で出逢った猫が18年10ヵ月半、私達に家族として寄り添ってくれました。
夫の事も、愛猫の事も、忘れたくなくて、手探りですが、書いておきたいと思った事を綴ろうと思います。

1月1日に起こった

能登半島地震

 

長野市でも

かなりの揺れを感じた

震度5弱と発表されていた

 

揺れも大きかったけれど

横揺れだった事と

揺れていた時間が長かった事

このままもっと

大きな揺れが来るのではないかと

不安で怖かった

 

4年前

ICUで

心臓マッサージをされる貴方のそばで

怖くて身動きできなくて

看護師さんに「怖いです」と言いながら

逃げ出したいほど怖くて

それでも

貴方のそばにいたい一心で

 

あの時

あの場所へ

「怖い」という感情は

置いて来てしまったと思っていた

 

だから

地震で「怖い」と感じた事が

ショックだった

 

貴方の祥月命日が近かった事もあったのか

かなり気持ちが揺らいだ

 

揺らがないように

自分軸をしっかりと

この3年程

そう思って

いろいろやってきたのに

 

こんなに簡単に

揺らいじゃうんだ

それもまたショックに輪をかけた

 

それでも

私なりに

 

瞑想やレイキ

セルフヒーリング

音や波動、香り

自然を感じて

自分を整えて

 

世の中と

関わっているんだもの

 

何があっても

揺らがないなんて

そもそも

無理なのかもしれない

 

揺らいでも

その度に

自分軸に戻れば

それで良い

 

「怖い」という感情があった事も

ショックだった事も

否定はしない

 

認めて

そのまま

受け入れれば良い