生命ある生き物です | 53歳で逝ってしまった夫へ

53歳で逝ってしまった夫へ

人生の相棒でパートナーだった夫が53歳で逝ってしまいました。
子供のいない私達でしたが、山の中で出逢った猫が18年10ヵ月半、私達に家族として寄り添ってくれました。
夫の事も、愛猫の事も、忘れたくなくて、手探りですが、書いておきたいと思った事を綴ろうと思います。

JAL機体と海上保安庁機体の接触事故

機内での通信がままならない状況で

乗員全員を避難させた

JALクルーの判断と行動は

素晴らしいとは思うよ

 

でも…

でもね…

亡くなられた海上保安庁の方々を

忘れてはならないし

 

JALの貨物室に

“動物のお預かり”が2件あった事

SNSで話題になっていますね

あえて詳しくは記しませんが…

 

公共の交通機関で

動物さんを同伴する事

いろいろな立場とご意見があるのは

重々承知しています

 

私がいっしょに暮らすコ達猫黒猫

完全室内飼育で

キャリーで外出はストレスでもあり

基本“いっしょに旅行”とはなりませんし

積極的にどこかへ連れて行くつもりも

今の所ありません

 

けれど

やむを得ず

連れて行かなければならない状況だって

あるかもしれません

(例えば実家方面に引っ越すとかね…)

 

自分で車を運転できるなら

車にキャリーを積んで移動一択です

それができない状況なら

電車移動かな…

 

この日本では

哀しいけれど

“動物=物”という

考え方なんです

 

この考え方が

根本にあるのが現実

 

電車でも手荷物扱い

同伴できる航空会社の飛行機でも

緊急脱出時には手荷物は持っていけない

誓約書も書かされるそう

※脱出時の器具を破損させない為だったり

 補助するクルーやスタッフがケガをしないようにだったり

 それなりに理由があって規定されています

 

自宅から出てしまったりして

警察に迷子の届けを出せば

“遺失物届”として受理されます

 

一歩ずつでも

“動物=生命ある生き物”という認識が進むよう

心から願います

 

 

 

貴方を失って

何とかやってこれたのは

 

山道を運転しながら

このまま…と何度も思った

だけどハンドルを切って

ブレーキを踏んで

戻ってきたのは

 

哀しみを抱えながらでも

笑う事ができるようになったのは

 

このブログという場所で

寄り添って頂いた事はもちろんだけど

 

そばで支え続けてくれた

あなた達のおかげ猫黒猫