前回の続きです。
宿泊施設朝寝坊で朝寝坊せず朝早くから、観光と温泉に出かけました。
まずは、宿泊施設から車で10分もかからないところにある硫黄山へ。
1年ぶりの訪問です。
まだ早い時間のため観光客の方は一人もいませんでした。
今年は、前回来た時より蒸気が少なく感じました。
そして硫黄山より川湯温泉を抜けて屈斜路湖へ向かいます。10数分で屈斜路湖畔にある池の湯へ到着。
ここも貸し切りです。こん回もきれいに整備されており、湯加減も景色も最高。
ゆっくりと朝風呂を味わいました。
帰り際にバイクで旅行の年配のご夫婦と思われる方が入浴に来ました。
池の湯を堪能した後、まだいくつもある野湯の中の一つ「コタンの湯」へ。
いつもは熱いくらいの湯なのですがなぜかぬるめ。残念です。
コタンの湯を入浴し、一度宿泊施設へ戻り朝食を取ります。朝からかなりのボリュームでしたが
観光と入浴でおいしく全量摂取。
その後少し休んでゆっくりと弟子屈町を観光、道の駅などによりお土産の購入。そこで一押しの食べ物の情報をもらい、
少し早めの昼ご飯としました。
ここ味の両国というお店で珍しいものを食べられるとのことでした。
「そばラーメン」
そば拉麺とミニざるセットを注文。ラーメンの面に、特製のそばつゆが絶妙でした。
手打ちそばもおいしかったです。弟子屈は摩周そばが有名なところなのでお蕎麦もおいしいです。
おなかもいっぱいになったので、釧路川で魚釣りと張り切りましたが、雨が降ってきて川も増水。いつもの場所は
全く釣れません。そこで釧路川の支流に向かいました。
雨も時々強く降るため、橋の下で釣りを開始しました。場所によって2m近くの深みがあり、仕掛けを流すたびに30cm~40cmくらいのニジマスとアメマスが立て続けに釣れました。
あっという間に10匹近く釣り上げ、その中から数匹を撮影。そしてすぐにリリース。
その時に私の視界に黒い動くものが・・。
私の目の前までその動物が来ると、撮影していた35㎝のアメマスのしっぽにおもむろに噛みつきました。
アメマスも驚いたのか飛び跳ねて川の水だまりに落ち、逃げようともがきます。
アメマスと同じくらいの大きさのその動物は、その反動で一緒にかうぇ落ちてしまいましたが
それでもしっぽを離さず石の上に魚を引きずり上げました。
そしてどんどん引きずっていきます。
この段階で私もアメマスの頭をつかみ取り戻そうとしましたが絶対に放しませんでした。
よほど腹がすいていたのでしょう。人前に着て平然と魚に噛みつくとは。
魚は、この動物にあげることにしました。
よく見るとこの動物はエゾクロテンかと思います。
魚を引っ張って巣にでも持っていこうとしているかのようです。もしかしたら子供がいるのかもしれません。
最後のあがきでアメマスも暴れています。
完全に頭に噛みつきアメマスは動かなくなりました。
慌てたせいもありきれいな写真は撮れませんでした。それどころか滑って転んでしまい
石に右膝を強くぶつけて痛みで少し動けなくなりました。見る見るうちに膝がはれ上がり変色。
少しの間膝が曲がりませんでしたが、骨には異常はないようで少し休憩。結構痛みはありましたが
時間があったので釣りを続けました。その後も数匹ニジマスとアメマスの35㎝前後を釣り、餌が無くなり終了。
釣果としては満足でしたがこのサイズと釣果なら今度はフライや、細い仕掛けで釣りをしたいと思いました。
今回は、あまりいろいろな道具を用意してこなかったので来年また訪れたいと思います。
膝は3週間以上たちますはまだ痛みが少し残っています。膝関節に最初は血液でもたまっている
ようでしたがそれでも歩くのに支障はなく徐々に回復しています。
エゾクロテンの撮影は初めてで今度訪れたときまた再開できれば今度はもっっときれいに撮影したいものです。
今年も長期の道東旅行、楽しい思い出が一つ増えました。