11月5日から三週間、鹿児島県内で研修をしています。小さな町の過疎化をいかにして食い止めるか、というお題目に対して、自分なりのアプローチを考え、町の人に話を聞いています。

過疎化の原因は多くの人が分かっていて、それを解決するヒントをくれる他のエリアの事例も多々あります。この町が必要なことは方法ではないのかもしれません。変わる事の必要性を住民が感じ、成功するかどうか分からない事に挑戦する気持ちが必要なのかもしれません。それは、昔ながらのいいところは残しつつ、常に変化していく環境に適合したアクションを取るということ。

結局、自分を含め、個人個人が現状を打破する必要性を感じ、そのためにメンタルを変化させるという、いつもどおりの結論に達してしまいましたとさ。

頑張る事と目指す事は違う。自分がなかなか変われないという悩みを持っている時点で考え方を変えられていない。変えればいいだけ、と開き直ればいい。悩みを持つということは、まだがんばっている領域から出ていなく、目指していないということ。目指し始めたら、悩んでいたら間に合わない。

やると決め手まだ成果が出ていなくて不安でも、必ずやる、成果を出す、と決心していれば、必ず成果は出る。
今日の夜は大学時代の友人3人と飲みに行きました。全員、世間一般では超一流企業で誰もがあこがれる職業で、給料もかなりいいです。が、このご時勢、景気が回復しつつあるとはいえ、現場は以前と厳しく、その分、社内外のコミュニケーションもぎくしゃくしてくるようです。そして、なかなか結果に結びつかない中で、働く意義を問う機会が多いとのこと。

やっていることのスケールは大きくても、結局は会社の看板背負っていないとできないことだし、自分でなくても他にできる人がいる、成果を出したところで自分に直接かえってくるわけではない、というところに戸惑いを感じているようです。その一方で、何か新しい道に踏み出し事業などをやってみたいが、これだ、というものがない。不動産?株?FX?

今日、機長でビジネスオーナーの鈴木さんも言っていましたが、がんばるのも大事だけど、それよりも、がんばった先にどうなるか、ということを知っておくことが大事。夢を叶える明確な手段がある、ということは素敵なことだと思うと同時に、心から伝えたいと思いました。
自分が欲する人生は、必ずしも周囲の人間には理解されない。というよりは、関わった人全員が理解するという生き方はない。だから、他人の考えに導かれる人生は、他人の人生を生きている事と同じ。

そして理解されないということは、自分の情報伝達能力を向上する必要があるということ。伝える人がいて初めて情報は伝わるのだから

土曜日に友達の家で、鍋パーティーをしたのですが、ちょっと時間があったので本屋に立ち寄りました。普段、本は衝動買いの対象で、アマゾンで購入するので、あまり本屋には行きません。もうすぐパラグアイに行くので、その関連の本を探しましたが、パラグアイ関連の本は、ほとんどないんです。日系の移民は多いですが、日本人で関心を示す人は少ないからでしょう。

なので、少年院上がりで、出所後、南米に独りで行き、向こうでの体験記を書いた本を買いました。自分は、勉強が平均よりは好きなほうで、成績も悪くなかったので、ヤンキーではありません。でも、ないものねだりなのか、ヤンキーの根性には憧れがあって、今でも、ヤンキーがその根性を本気でビジネスで使ったら最強になると信じています。そして、その憧れからか、明らかに敷かれたレールを無視して生きています。

なので、この本は興味そそりました。ヤンキーが、シンナー吸って少年院に入り、出所後、南米で武者修行。殺されそうになりながらも、ひたむきさや人情に触れ、失敗しながらも感動し、刺激的な人生を送っていく。やはり、言葉が通じないから、通じたときに感動する。文化が違い、深いところで分かりあえないと感じているから、分かりあえたときに感動する。違いに戸惑い、新しい発見をし、尊重する。これが、僕も感じる、海外生活の醍醐味だと思います。短期の旅行なんかでは味わえない味。南米は自分が行ったことないので、尚更、食いつきました。

ヤンキー程、根性すえて、後先お構いなしに突き進むことはできませんが、自分の信念には妥協しない男になりたいものです。