サッカーのルール 試合時間とプレー | 和久井秀俊オフィシャルブログ「海外サッカー選手のホンネ」Powered by Ameba

サッカーのルール 試合時間とプレー

和久井です。

今回はサッカーの試合時間とプレーについて書き綴ります。

サッカーをご存知ない方には、今まで紹介してきたサッカーのルール「名称」や「競技者」よりも今回少し聞きなれない言葉が出てきます。

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①試合時間

プレー時間は前半・後半45分ずつで1試合90分行います。

前半後半の間の休憩は、ハーフタイムと呼ばれ15分間となります。

アディッショナルタイム(ロスタイム)と呼ばれるのは、競技者の交代に要した時間、競技者の負傷の程度の判断に要した時間や負傷者の搬出に要した時間、 その他の理由によって費やされた時間を前後半でそれぞれ追加するものです。時間をどれだけ追加するかは主審が判断します。

大会規定により勝敗をつける必要がある場合、延長戦とペナルティーキックが設けられます。

延長戦は前半・後半15分ずつで30分。さらに、前後半それぞれにロスタイムがつきます。ハーフタイムは10分。それでも勝敗がつかない場合は、ペナルティキックとなり両チーム交互に5人ずつペナルティキックを行います。

それでも勝敗がつかない場合、サドンデスとなり両チーム交互に一人ずつペナルティキックを行い、得点を競います。

中止された試合は、他に協議会規定に定められていなければ再試合を行います。


②プレーの開始

キックオフは試合のスタート時と後半のスタート時、どちらかのチームの得点後、延長戦がある場合はその前・後半の開始時に行います。試合開始のときは試合前にコイントスをして、キックオフを行うチームと前半のコートの選択を決めます。

キックオフのときには 全ての競技者が自陣にいなければいけません。キックオフをする相手チームの競技者はボールがインプレーとなるまでセンターサークルの外にいなければいけません。

ここでのインプレーとは主審の合図後、ボールが蹴られて前方に動いてからのことをいいます。最初にボールを蹴った競技者は、他の競技者がボールに触れるまでは再びボールに触れてはいけません。

③違反と罰則

他の競技者がボールに触れる前に最初のキッカーが再び触れてしまった場合は、相手チームへその地点 からの間接フリーキックが与えられます。その他の違反に対してはキックオフをやり直します。

④アウトオブプレー

地上、空中を問わずにボールがゴールラインまたは、タッチラインを完全に越えた場合や、主審がプレーを停止した場合のことです。再開方法はスローインやゴールキック、コーナーキック、ドロップボールなど。ライン上にボールが少しでもかかっていればアウトオブボールになりません。

⑤インプレー

アウトオブボール以外はインプレーです。ゴールポストやクロスバー、コーナーフラッグ、またフィールド内の審判に当たったとしてもボールがフィールド内にある限りはインプレーとなります。

⑥得点

ゴールポストとクロスバーの下でボール全体が完全にゴールラインを越えたとき、得点がカウントされます。ライン上にボールがかかっているうちはゴールと認められません。

⑦勝利チーム

当然多く得点したチームが勝ちとなります。同点又は、両者無得点の場合は引き分けです。ただし、その試合の競技規定により、試合後PK戦などを設けることもあります。

⑧ドロップボール

ドロップボールとはインプレー中に審判がプレーを一時停止し、再スタートするときに行います。プレーが停止されたときにボールがあった場所で審判がボールを手から落としてグランドに触れたときに再びインプレーとなります。

落とされたボールがグランドに触れる前に、競技者がボールに触ったり、ボールがグランドに触れたあとで競技者が ボールに触るよりも前にボールがフィールドの外に出てしまった場合はドロップボールをやり直します。

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⑨スローイン

上の図のように、ボールがコートの上下に走るサイドラインを超えるとスローインとなり、手でボールを投げて再開します。

⑩ゴールキック・コーナーキック

上の図のように、ボールが自陣のコートの左右に走るラインを超えた場合、自チームボールを出すとコーナーキック(位置:)、相手チームがボールを出すとゴールキック(位置:)になります。

⑪オフサイド

サッカーで誰もが最初に??になるのが、このオフサイドのルール。次回、ご紹介します。

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