サッカーのルール 競技者と競技者の交代 | 和久井秀俊オフィシャルブログ「海外サッカー選手のホンネ」Powered by Ameba

サッカーのルール 競技者と競技者の交代

和久井です。

今回はサッカーの競技者について書き綴ります。

海外日本人サッカー選手の素顔
○チーム人数、×相手チーム人数

①競技者

試合は11人以下の競技者からなる2つのチームによって行われる。チームの競技者のうち1人はゴールキーパーである。どちらかのチームが7人未満の場合は試合を開始できない。

②公式競技会

1.FIFA・各国協会が行う公式競技会の試合で、いかなる試合でも最大3人までの交代を行うことができる。 競技会規定の中には、最小3人から最大7人までの範囲で、登録できる交代要員の数を明記しなければならない。

2.公式競技会の試合以外
その他の試合では、次の条件で交代を行うことができる。
・関係するチームが交代できる最大人数について合意している
・試合前に主審に通知されている
・試合開始前に主審に通知されなかったり合意していなかった場合、3人までの交代しか認められない

③全ての試合

全ての試合において交代要員の氏名は試合開始前に主審に届けられていなければならない。氏名の届けられていない交代要員は試合に参加できない。

④交代の手続き

競技者が交代要員と交代する場合は、次の条件を守らなければならない。
・交代する前に、主審に交代の通告をする
・交代要員は退く競技者がフィールドの外に出た後に、主審の合図を受けてからフィールドに入る
・交代要員は試合の停止中に、ハーフラインのところからフィールドに入る
・交代は交代要員がフィールドに入ったときに完了する。
・その瞬間からその交代要員は競技者となり、退いた競技者は競技者ではなくなる
・退いた競技者は、その試合に再び参加することはできない
・交代要員は、出場するしないにかかわらず主審の権威と権限の行使に従わなければならない

⑤ゴールキーパーの入れ替え
ゴールキーパー以外の競技者は、次の条件でゴールキーパーと入れ替わることができる。
・入れ替わる前に主審に通告する
・試合の停止中に入れ替わる

⑥違反と罰則

1.主審の承認を得ないで交代要員がフィールドに入った場合
・プレーを停止する
・交代要員を警告し、イエローカードを示して、フィールドから離れるように命じる
・プレーを停止したときにボールのあった地点でドロップボールを行いプレーを再開する
2.競技者が主審の承認を得ないでゴールキーパーと入れ替わった場合。
・プレーを続ける
・ボールが次のアウトオブプレーになったときに違反に関わった競技者に警告(イエローカード)を示す
3.本条のその他の違反に対して
・違反に関わった競技者に警告(イエローカード)を示す

⑦プレーの再開

警告するために主審がプレーを停止した場合
・プレーを停止したときにボールのあった地点で、相手チームによって行われる間接フリーキックで試合を再開する。

⑧競技者と交代要員の退場

キックオフ前に退場を命じられた競技者の補充は、氏名を届け出た交代要員の中からのみ認められる。
競技開始の前後を問わず、氏名を届け出た交代要員が退場を命じられた場合、その補充はできない。

また1チームの競技者の最少人数は原則、チームが7人未満になった場合は試合が続行不可能になりますが、基本的に各国協会に委ねられる。

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