ネクロマンティック2(1992) | とし104の気ままに映画プログ2

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ブログの説明を入力します。B級な映画や主にホラー映画を自分の独断と主観でupさせていただきます♪そんなに投稿マメではないですが、よろしくお願いします。



死体とラブラブwww




引き続き投稿いたします。


前回の「ネクロマンティック1」で壮絶な切腹●●●●で波乱の生涯を終えた?ロベルト・シュマトケの最期をモノクロでスローモーションに回想フィルムのように映した後に………
本編へと入ります。




ロベルトの墓前でハイヒール姿のネーチャンがスコップで懸命にロベルトの墓を掘り起こしています。暑い日差しが照りつける中、額の汗をぬぐい、無心で土を掘り返していきます。途中で疲れて一服したりもします。どれくらいの時間をかけたのか?ようやくのことでロベルトの遺体を掘り起こします。
当然ながら幾月も経た死体はドロドロの緑色に変色していて…いい感じに腐れています。
ロベルトの死体を盗み出した女(モニカ・M)はお家へとロベルトの腐れ死体を梱包してお持ち帰りし、ベッドに安置します。タバコを吸いながらまじまじとロベルトの死体を眺め悦に浸ります。

翌朝になり、出勤前に「行ってくるわね♪ダーリンI」とでも言わんとするかのように口づけをする(-""-;)

そんな根っからのネクロファリアな彼女・・名前が判明しないのでモニカとしますか??





一方で…早速調達したカリスマ屍姦ヤローのロベルトの死体に跨がるモニカ(仮)は一生懸命「真夜中のスコール♪バックミラー不意に覗けば~赤い電話BOXの中から~君とあいつ出てきたシーサイドアベニュー♪」と腰を振るが…………気持ち悪くなってオェェェェ~っとしてしまう!!
鏡に向かい、己の未熟さを痛感するモニカであった(ナレーション、キートン山田風)

ロベルトの墓前に…以前はロベルトと同棲していたジョノカのベティが現れるが……
彼女もスコップを手に持っていた。
しかし、もう既にほじくり返されていてロベルトの遺体はもぬけの殻であった!
「チッ」と舌打ちして、十字架を蹴っ飛ばすベティ。
死んでも2人のネクロファリア女子を悩ますなんて………ロベルトはネクロファリア界(何じゃそりゃ(^^;)のキムタクですか?


ある日のこと。女子と映画デートの約束を取りつけた、アダルト番組の吹き替えをやっている声優のマークは映画館にて女子と待ち合わせをするのですが…待てど暮らせど姿を見せないので一人で観るかッと入ろうとしたときモニカがたまたまやって来る!これは何タル偶然!しかも待ち合わせ女子よりも美人だし・・・よし!彼女を誘おう(^^ゞと、意を決してモニカを誘う。
そしてまたモニカも二つ返事でOKしてくれる。


『ヴェラとの朝食』と言うタイトルのその映画は裸の男女が座って卵料理を延々と食べていて、男がひたすら鳥のうんちくをさかなクンのように語り続けるだけの謎のシュールなモンティー・パイソンのような映画である。映画を観た後は、お食事タイムといいムードに自然になっていきます。
そして数日後には遊園地でデートをするマークとモニカ。
これ、ホラーなグロスプラッターな映画だよな??と思いつつ微笑ましいノーマルなカポーの誕生な感じです♪


マークもまた美人なモニカにメロメロ~ン

モニカの方もネクロファリアながらノーマルな恋愛もいいかな?とアブノーマルからノーマルに立ち直ろうかと考えていたのだろうか?

ロベルトの死体はどんどんと腐乱が進んでいき、見るも無残にボロボロに朽ちかけてきています。モニカは名残惜しみつつもロベルトの死体をバラして処分する決意をします。



浴槽にてバラバラにロベルトの死体をバラすが…………ロベルトの頭とち●●は記念に?!とっといておきます。



やがてデートを重ねるうちに…2人の距離は縮まり、モニカの部屋で2人はとうとう結ばれる。

マークが攻めようとすると・・・モニカはマークを押さえつけて…「動かないで」とマークの手を遮る。そして上に跨がり激しくグラインドする。マークはたまらず「OHOOOOO~ナイス」と気持ち良さそうにいい声を出します。モニカはよがるマークとロベルトの腐乱顔を重ねつつも感じようと努力はするのですが………どうもしっくりと来ません?!
やっぱり生身のボディーでは感じることが出来ないのです・・・・・・やっぱし死体でないとダメだわ!!と肌身に感じながらもとても言い出すことは出来ずベッドに身を横たえます。




それからも…逢う度に身体を重ねる2人ではあったが………しっくりこないモニカはマークを逆さ吊りにしてポラロイドカメラで写真を撮ったり、色々と試してみたりはするものの…やはり生身の生きている人間では感じることが…女としての悦びを得ることは出来ないのであった。




マークは同僚の女子に相談したり、馴染みのbarで一杯ひっかけたてちょいワルオヤジに励まされたり、悪夢にうなされたりしますが、彼女をアブノーマルだなと徐々に認識しつつも…どうすることも出来ずにいた。



ある日、モニカはネクロファリア同好会なのか?その手の特殊なサークルなのか?女子を何人か集めて、ゴマアザラシごまちゃんの解体バラバラショーをピザをほおばりながら鑑賞している。はっきし言ってグロいっす。パート1でもウサギを殺して皮を剥ぐシーンがありましたが…それに匹敵するかもです( ̄□||||!!
結局、マークが訪ねてきたので、ゴマアザラシ解体ショーの鑑賞会はお開きになる。
食いかけのピザをマークは食べ「なに見とったん?」とモニカに訊ねると、モニカは何の躊躇もなく「見っかい?」と再生する。見て口をアングリしてしまうマーク。

そしてかねてから、モニカの性癖を疑っていたマルクはモニカと初めて大喧嘩をしてしまう!!

「あんな変態連中とつきあうのはヤメレ!!!」
「性器をアップで見せる方がよっぽど変態やわ~!!性癖や嗜好は人それぞれじゃないの???」





喧嘩別れしてしまった2人だったが………
モニカからマークへと電話が入る。

「もう一度会って話をしましょう。電話では説明出来ないから。アテシのところに来てね♪」と頼まれて…マークも早速、モニカの部屋へと向かう。

モニカはナイトクラブみたいなとこで歌声を披露したり、静かな寂しい海岸を散歩したりして、過ごしています。
そしてマークがやって来る。2人は会話することもなく………ベッドへ向かう。

そして今日もモニカがマークの上に跨がり、下でマークは気持ちよさげにしています。無表情のモニカはやにわにデッカイ鉈を取り出し、よがっているマークの首へと大鉈を一閃!!!!!





「ビワヮヮヮヮヮヮヮヮヮヮヮヮヮヮヮ~
ウゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ~」とマークは天国から地獄へ真っ逆さま急降下!!
悲鳴もろくにあげられずに首を切断されて絶命します。マークの首を切り取ったところにロベルトの腐った生首をパイルダーオンと装着してはちきれんばかりの元気くんを紐で縛って固定しております。………まだ体温の温もりが残っているであろうマークの身体を再び激しくグラインドさせて……………モニカはとうとう絶頂へと達します(~_~;)


いとおしそうにロベルトの頭を抱きしめるモニカであった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱし死体でないとイケないんだヮヮヮヮヮヮヮヮ!!!!!!



後日、モニカは産婦人科で怪しい横分けの医者に「おめでとうございます(*゜▽゜)妊娠していますわ…あなた」と告げられる。








前作より殺されたりする被害者も少ないですし、グロシーンも少ないような気もするのですが…ポイントを報われない男女の愛の物語に収束させることで………悲恋物?歪んだ愛のカタチな?屍姦物語になっていて劇映画的な作りになっているので、思ったよりも普通に観れる?!かしら??とも思います。前作より30分長尺になった分、その辺が丹念に描かれているのではないでしょうか?
でも・・・一般的なラブストーリーを(例えば『ヒロイン失格』とか観ようかしら?なんて考えている人)期待する方には驚天動地ののけぞりもんなジェットコースター的展開にのけぞってしまうでしょう(;_・)
てか?観るわけないか?


2回にわたって「ネクロマンティック」をレビューしてはみましたが………いやはや何とも(´・ω・`)スンゴイシャシンなんですわ♪♪
グロい愛の物語?!興味が湧いた方は1度ご覧になってみては如何でしょうか??



めっきり夏の酷暑がおさまって涼しくなってきていいですが…雨ばっかしで参っちゃいますね。みなさまも頑張ってブログにプライベートにとはりきってお過ごしください(*^^*)