ラーメン探訪記 『鯛白湯らぁめん 鯛記/肥後橋·江戸堀』 | ひでちんのカッパー日記

ラーメン探訪記 『鯛白湯らぁめん 鯛記/肥後橋·江戸堀』

カッパー!!\^o^/


皆さんこんにちはでおま~(^-^*)/


前置きは飛ばして、今日も行って来た来た

[ラーメン探訪記]

本日の御紹介は~ヾ(@^▽^@)ノ



大阪メトロ四つ橋線:肥後橋駅/大阪メトロ千日前&中央線:阿波座駅/京阪電鉄本線&大阪メトロ御堂筋線:淀屋橋駅下車5分~20分ぐらい‥‥



大阪を代表す、南北を走る大幹線道路の「四ツ橋筋(全5車線北向一方通行の正式名称)」と「なにわ筋(府道41号線の正式名称)」。 碁盤の目を東西に走る幹線道路の「土佐堀通(府道29号線&府道168号線の愛称)」西向き道路沿いの四ツ橋筋となにわ筋の丁度中間地点ぐらいにおます~('-'*)



『鯛白湯らぁめん 鯛記/肥後橋·江戸堀(大阪市西区江戸堀)』に行って来たでおま~~ε=ε=ε=(*b´▽)b ルンル~ン♪♪


ワシが私淑(ししゅく)し昵懇(じっこん)の間柄で、全国津々浦々のラーメン事情に穎脱(えいだつ)·知悉(ちしつ)して蘊奥(うんおう)を極めるラーメン仲間に御教授戴きながら、鬱勃(うつぼつ)たる闘志での『激戦区:上六(谷九)〜鶴橋探訪中』ではおますが、今回は、ワシの勤める会社近く。この界隈は関西圏屈指の「ラーメン激戦区」でおますが、会社近隣はとうの昔に全店を渉猟(しょうりょう)済。


が、此方は以前もラーメン屋で

『和歌山の中華そば 天鳳/江戸堀店·肥後橋(2022年9/24:ラーメン探訪記にて御紹介)』

だったのが、その後約1年後に早くも閉店·淘汰(とうた)されるという異常に厳しい激戦地域‥‥‥で、その後すぐ居抜きで此方のラーメン屋が2023年11月から入ったらしく‥‥


西日本1の歓楽街(高級クラブや高級飲食店街)北新地もそうでおますが、1店舗淘汰されれば、すぐに店子が埋まり、と云うかは、店子は常に順番待ち状態で、要は待っている店子は『今入ってる飲食店(店子)が潰れるのを待っている状態‥‥』という、何だか‥‥世知辛いというか、剣呑(けんのん)で慄然(りつぜん)とする、飲食店だけに「喰うか喰われるかの世界」でおますね~(^ω^ゞコワイネ‥





さて、そんな他の行列ラーメン店が櫛比(しっぴ)·群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)する肥後橋界隈に新たに萌芽(ほうが)·胚胎(はいたい)した当店は、店名からも推察さる通りの「鯛白湯」という、ラーメン業界でも中々に稀有で尖鋭的(せんえいてき)な出汁で勝負を掛けて来た様子。(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)


開店11時即の待ち客無し1番乗り入店。 が、訪問時は事業(オフィス)街の土曜日という特殊状況故に、平日(オフィス街故平日の方が人が多い地域)は待ちもあるのかも知れない(←事実、待ち用の記帳台と椅子有り)‥‥



店内にての食券購入制。 ボタン隣に料理の写真を貼付してあり、初訪でも解り易い。(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)


基本は[鯛白湯]がウリで、それに[海老みそを加えた出汁]·[赤鯛白湯(ラー油等入り)出汁]に追加具材と[しらす丼]や[炙りチャーシュー丼]もある証憑(しょうひょう)·証左(しょうさ)。(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)



で、店外や店内でもやたらと推す惹句(じゃっく)がある[鯛茶漬け]。 鯛骨の白湯出汁という事なので、やはり鯛それ自体も自信があり、食べて貰いたいという意図と心意気なのでおましょう‥‥(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+


店内はカウンター席のみ(10席程)も、然程の狭隘(きょうあい)さも感じず、如何にも今風の小綺麗で瀟洒な造り。





ラーメンのお勧めの食べ方や当店の麺の拘泥を示す証憑。



此方も今風。 某口コミサイトに口コミすると、追加具材が無料になるという特典。(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧



味変調味料には、[黒七味]·[山椒油]という、此方も中々に稀有で狷介(けんかい)な種類‥‥


そんな中で、ワシが注文したのは〜〜( *・ω・)ノ



[泡·鯛白湯と鯛茶漬けセット(税込1480円)]



ウホッ!!!Σ(゚∀゚ノ)ノ



それでは‥‥‥まずは汁を一口啜ると〜〜((((((ノ゜ω゜)ノ
































 





















































































































































































































































































































































































































う〜ん‥‥成程〜♪(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)フムン〜♪


コレは中々に独創的というか何と云うか‥‥‥確かに紛う事無き[鯛白湯]で、非常に鯛風味が顕現(けんげん)する。


で、もぅ1つのウリとして惹句にもある[柚子エスプーマ(泡)]。 コレも中々に尖鋭的·独創的で、鯛風味の白湯出汁に柚子の風味迄加わり、得も言われぬ柑橘の爽快感とさっぱり感を加えま‥‥(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)


ワシは元来柑橘系全般が苦手·嫌いなんでおますが、まぁ‥‥そこまでは柑橘柑橘はしてないかな?? 要は、泡状にする事によって、ある種柑橘特有のえぐ味や酸味をまろやかにしてるのでおましょう〜(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧


ただ、駁論(ばくろん)では無いが、あくまでもワシなりの私感で容喙(ようかい)·一家言させてもらうと‥‥‥ちょっと余りにも「鯛鯛」し過ぎてて、忌憚無く云えば「魚臭い」‥‥(;^ω^A サ〜セン‥

 
でね、その魚臭い出汁を攪拌機で事前攪拌(スプモーニ)してるでしょ??


ワシがいつも云うが、この事前攪拌は、

◎口当たりをまろやかに(良く)する

という利点を得られるのと裏腹·引換にして


●事前攪拌する事によって、出汁がぬるくなる
●鶏白湯や牛骨出汁との相性は抜群だが、何故か豚骨出汁との相性は絶望的に悪く、豚骨の嫌な匂いが際立ってしまう


↑↑↑の二大瑕瑾(かきん)·瑕疵があるが、どうやら‥‥豚骨出汁のみならず、此方の[鯛白湯出汁]も事前攪拌する事によって、魚臭いのがより際立って(悪目立ち)してしまい、もぅ兎に角魚臭いったらありゃしない‥‥( ’-ω-)ウムム‥


なので、コレよっぽど「鯛のあら汁」的な食べ物がお好きな方などは「非常に美味いっ!!!」と評されるだろう業物で、要は「食べる人を選ぶ出汁/好き嫌いがハッキリと分かれる出汁」に分類されるでおましょうね~(^ω^ゞ





麺は極太平打ち麺。 うん。麺の製法や技法を大々的に掲げる通りの「麺自体が美味しい麺」で、ほぼほぼうどんの様な太さにモチモチ&ツルツルした食感と喉越し。小麦本来の馥郁(ふくいく)とした香り。 も、やはり件(くだん)の魚臭い匂いに包まれて霧散してしまう‥‥‥ともあれ、麺自体は美味い。


通常注文時の具材は簡素。 少量の春菊と煮玉子半個のみ。


通常やや薄めの厚さながら、かなり大きめに切られド〜〜ンと1枚乗る焼豚:コレも今潮流·流行りの半生(レア)状で供される。 あまり肉類の生状態が好きで無いワシは、出汁に浸して緩徐(かんじょ)熱を通す。


薄めに切られているし、上質の豚ロース肉のよく出来て究竟(くっきょう)さる焼豚故に、美味いのは美味いのだが、若干‥‥ホントに若干豚肉特有の臭みが鼻に残るかなぁ‥‥


ホントに微妙な所で、普段なら「この程度は無辜(むこ)」レベルで甘受·寛恕(かんじょ)出来る範囲内なのだが、如何せん件(くだん)の魚臭いのと相俟って(負の相乗効果)、この匂いもちょっと気になったかなぁ‥‥



で、ウリの鯛の刺身。 コレはもぅ〜文句無しに美味しくて、薄く切られていて刺身もワシ好み(←刺身全般、あまりぶ厚めに切られているのは苦手)だし、薬味もよく拘りが伺えて良かった。(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧



で、此方にもお勧めの鯛茶漬けの食べ方を記してあり〜ヾ(○゜▽゜○)



卓上に別途茶漬け用の出汁が供され



それを掛けて食べると美味は美味で相違無いんでおますが、此処でもちょっと瑕瑾と云うか杜漏(ずろう)に感じたのが[ご飯]そのもの。


コレねぇ‥‥某口コミサイトにも全く同じ様な指摘してた方居たけど、此処のご飯。全く美味しく無いの‥‥(´・ω・`)ウ〜ム‥


ご飯その物の質(銘柄)が悪いのか、炊き方や釜·製法に問題があるのか、はたまた合わせ技一本なのか‥‥‥逆に「茶漬け前提」にしてあるので、あの水分量なのかは知らないが、兎に角水分量が足りなくてカピカピ&パサパサで、まるで家の炊飯器で保温してた2日目のご飯を食わされているみたい‥‥(苦笑)


出汁(お茶)をヒタヒタにかけて尚、ご飯のカピカピ感が消え無かったので、ある種筋金入り‥‥(笑)


う〜ん‥‥‥店主さんは、本当にこのご飯が顧客に出せる完成形であり、英邁(えいまい)·無謬(むびゅう)だと確信して出してるのかなぁ‥‥


それとも、他の事(主にラーメン全般や鯛の刺身)に意識が耽溺(たんでき)してしまい、ご飯の事までは等閑(なおざり)·閑却(かんきゃく)になっているのか‥‥‥どちらにしても、このご飯の出来はハッキリ云って「不味くて不出来」で、可及的速やかに改善を望みま。(*- -)(*_ _)ペコリッ‥


纏めに敷衍(ふえん)すると、かなり「食べる人を選ぶ/好みが分かれる」ラーメンかなぁ~と思った。


店内は綺麗だし、店員さん(御夫婦かな??)の動きや対応も恭順(きょうじゅん)だし、配膳迄の速度も須臾(しゅゆ)·迅速(約4分強)。


麺はボチボチ美味いものの、出汁に一癖有り、焼豚やご飯にも若干の癖(笑)が有るが、料金的には、ラーメン一杯が最低[920円]からで、御自慢の鯛茶漬けセット(ご飯物付)で約1500円。 そりゃあ‥‥西日本·大阪市内でも屈指の事業(オフィス)街で、しかもその殆どが上場企業が連なる地域でおますから、勤め人(サラリーマン)も高給取りの人·割合が多い地区なのは相違無いが、それにしたってまぁ‥‥昼飯代としては、決して安くは無いでおましょ?(°ω°?)ダヨネ?


それもあるし、ここいら界隈は、本当にラーメンもその他の飲食店も超激戦区‥‥‥1年保たずに潰れた飲食店を嫌という程見てきたワシでおますので、色々毀誉褒貶(きよほうへん)はしたでおますが、何とか、当店の今後益々の興隆(こうりゅう)·勃興(ぼっこう)·顕揚(けんよう)を祈念し、趨勢(すうせい)を見守りつつ‥‥‥


近くに旅行や出張等でお越しになられた方々、また、近くの方で無聊(ぶりょう)し蟄居(ちっきょ)されてる方々等々‥‥逍遥(しょうよう)がてら1度お試しになられては烏賊がでおましょうか?(*゜▽゜)ダネッ?


以上、本日の御紹介

ラーメン探訪記 『鯛白湯らぁめん 鯛記/肥後橋·江戸堀』

でおました〜ヾ(*'-'*)


ではでは~(^O^)/