今回はブラックダイヤモンド製のワイヤーカラビナの比較についての記事です。
ブラックダイヤモンド ワイヤーカラビナ
現在、販売中のブラックダイヤモンド製ワイヤーカラビナは4種類
※形状は似ているのですが大きさ・ゲート幅・重量が異なります。
↑画像 ブラックダイヤモンド※ロストアローHP
↑画像 ヨッホ所有のカラビナを並べてみました。
左上・・・ホットワイヤー
右上・・・ライトワイヤー
左下・・・オズ
右下・・・ミニワイヤー
カラビナの大きさ
カラビナの大きさは
ホットワイヤー > ライトワイヤー > オズ>ミニワイヤー
用途・好みもあるので一概には言えませんが大きいカラビナの方がロープを掛けやすいです。※特に雪山グローブなどを装着時
アルパイン・バリエーションなど軽量化最優先の時は小さいカラビナがおすすめです。
カラビナの重量
ホットワイヤー・・・40g
ライトワイヤー・・・34g
オズ・・・28g
ミニワイヤー・・・24g
ゲート幅
ゲート幅が広い方がロープを掛けやすいです。
特にフリークライミングの場合はゲート幅が広いカラビナをおすすめします。
※写真はホットワイヤー(ゲート幅27mm)
ホットワイヤー・・・27mm
ライトワイヤー・・・23mm
オズ・・・22mm
ミニワイヤー・・・21mm
ホットワイヤー
強度(クローズドゲート)・・・24kN
ゲート幅・・・27mm
重量・・・40g
ラックパック(6色)・・・なし
ブラックダイヤモンドの中では最も大きいワイヤーカラビナ。ゲート幅も27mmあるのでロープを掛けやすいのでフリークライミングに最適なワイヤーカラビナです。カラビナ自体が大きいので雪山アルパイン・アイスクライミングなど雪山グローブを装着している時にも使いやすい大きさです。
ゲート幅が27mmあるのでフリークライミングなどで非常に使いやすい大きさです。
ホットフォージとの組み合わせでヌンチャクを作るのもおすすめです。
こちらはホットフォージとホットワイヤーの組み合わせのヌンチャク(クイックドロー)
ライトワイヤー
強度(クローズドゲート)・・・24kN
ゲート幅・・・23mm
重量・・・34g
ラックパック(6色)・・・あり
画像だと分かりづらいのですが上記のホットワイヤーと比べると大きさが一回りか二回りぐらい小さく感じます。ゲート幅は3mmの差ですが実際はそれ以上に感じます。
ホットワイヤーよりも少し小さめのワイヤーカラビナが欲しいと思っている方にちょうど良い大きさだと思います。
小さすぎないのでフリークライミング・雪山アルパイン・アイスクライミングなどあらゆる場面で使うことが可能です。
ラックパック(6色)があるのでカムと色合わせすることが出来ます。
オズ
強度(クローズドゲート)・・・20kN
ゲート幅・・・22mm
重量・・・28g
ラックパック(6色)・・・あり
引っ掛かりを防ぐワイヤーフードを備えた超軽量カラビナ。アルパイン・バリエーションなどにおすすめです。カラビナ自体が小さいので雪山グローブを装着する雪山アルパイン・アイスクライミングでは使いづらい大きさです。※あくまでも個人的には雪山アルパイン・アイスクライミングの場合はホットワイヤー・ライトワイヤーを推奨
【オズの特徴】
一般的なワイヤーカラビナは「アゴ」があるのでハンガーなどに引っ掛かります。
ブラックダイヤモンドの「オズ」は引っ掛かりを防ぐための「ワイヤーフード」が付いてます。
ミニワイヤー
強度(クローズドゲート)・・・20kN
ゲート幅・・・21mm
重量・・・24g
ラックパック(6色)・・・あり
ブラックダイヤモンド製ワイヤーカラビナの中では最軽量・最小。アルパイン・バリエーションなどにおすすめです。カラビナ自体が小さいので雪山グローブを装着する雪山アルパイン・アイスクライミングでは使いづらい大きさです。※あくまでも個人的には雪山アルパイン・アイスクライミングの場合はホットワイヤー・ライトワイヤーを推奨
ミニワイヤーとカム(ブラックダイヤモンド キャメロットC4)の組み合わせ
ラックパック(6色)があるのでカムと色合わせすることが出来ます。
こちらはミニワイヤーのヌンチャク(クイックドロー)のセット