大木裕之監督「metadramatic」(東出昌大さん出演)の最新バージョン! 2024/6/2 | 色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

自分自身の中に豊かにある深いものに触れて、元気や安らぎを得るのに「色と遊ぶこと」や「自分で歌う」ことが欠かせないない気がしています。
色・音の作品や「発声法」などについての気づきもシェアしていきます。

Finally Hiroyuki Oki "metadramatic" appeared in Image Forum Theatre in Shibuya!The movie is still under updating for new versions!


大木裕之監督「metadramatic」の最新更新バージョンをイメージフォーラムでみてきました(長男アイトも一緒に来てくれました)!



この映像は昨年の恵比寿映像祭2023年の委嘱作品の1つで2か月間にわたり、東京都写真美術館でも更新され続けてきて、さらにこの一年でも色んな場面が重なり、東出昌大さんの新たな登場シーンも加わり、色々さらに深まってました!

 

下記は大木さんの個展で撮ったキャプチャ



大木さんは作品の構想のマッピングメモのようなもの、それ自体ももちろん大木さんの重要な作品ようなものなのだが、そういう絵と言葉のメモをスケッチブックに書き続けている。

(以下の写真の一部は昨年の恵比寿の映像祭のもの)



今回特に改めて思ったのは映像内にも登場する大木さんのメモの肉筆の字がいい!ちゃんと文字を手を使ってそのように書き続けている人であることもわかるし、その美しい肉筆から喚起され伝わってくる大木さんの内面の動きが、この映像の大きな理解の助けになることも感じた。

そして同様に重要な大木さんのモノローグ!歩きながらとか、自室で自身を映しながらとかの大木さんつぶやきのショットが増えていてそれが本当に新たな奥行を与えてくれる。

大木さんの肉声、肉筆、自撮りのインサートなど、大木さんの内面の密度が濃くなる加減で明らかに作品全体の中に立ちあがってくるものがあり、これは大木さんの眼の作品なんだと改めてわかってくるのだ。

私の音源や恵比寿で大木さんと行ったパフォーマンスでの声や音も登場するんですが、イメージフォーラムでは別の音の解像度、雰囲気で聞こえてくるものもあって、面白かったです。

 

そういえば下記の恵比寿の映像祭の会場の道具で、最後に音だして面白かったんですが、その映像もちょっと追加されてました!

 

当日の大木さんの一言解説?!!



この作品まだまだ更新され続けるようです!

会場では、プロデューサー/編集も担当されていう桟敷北斗さん、映像内にも出演され華やかな存在感の小川兎海さんともお会いできてうれしかったです!

大木さん、桟敷さん、兎海さん、皆さま、本当にまたまた引き続き楽しみにしています!!ありがとうございました!