予備動作ゼロの「密息」呼吸法!中村明一 | 色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

自分自身の中に豊かにある深いものに触れて、元気や安らぎを得るのに「色と遊ぶこと」や「自分で歌う」ことが欠かせないない気がしています。
色・音の作品や「発声法」などについての気づきもシェアしていきます。

”MISSOKU? The Amazing Ancient Japanese Breathing" Shakuhachi player/composer, Akikazu Nakamura is demonstrating various breathing technique including Circular breathing and ”MISSOKU"!!

尺八・「密息」呼吸法の中村明一先生の「密息」や「循環呼吸」に関しての大変すばらしい動画 @ BUDO Japan チャンネル!

予備動作ゼロの一撃を生む!日本古来の呼吸術「密息」とは!?What is MISSOKU? The Amazing Ancient Japanese Breathing

Technique!!

 

 

 

 

中村先生による「密息」や「循環呼吸」のデモンストレーションに会わせて音声波形も表示されるので大変分かりやすい。

我が家は、私も含めて子供たちも含めて家族のほとんどは一度は中村先生のレッスンを体験していて、二人の息子とはそれぞれに中村先生主催のサウンドポット・コンサートにも参加させていただていたりしている。

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今回この動画で改めて今の私のいろんな課題にも新たな気づきを得ることができた。

通常のさまざまなスタイルの歌唱法では、すべてを100%の「密息」で歌うことはないのだが、中村先生の言われる「密息」に不可欠の「骨盤を倒す」ということがやはり深い!

 

 

「骨盤を倒す」に色んな程度 (0%~100%) があって、これは中村先生もレッスンでも色んなパーセントを指示されることが多い。

 

 

ここで「仙骨」と「骨盤」がまったく一緒ではなくて、多分、「骨盤を倒す」のある段階に「仙骨をたてる」「仙骨を入れる」があると思う。

ただ意識の指示としては、骨盤という大きな部位で感じた方がわかりやすいから、「骨盤を倒す」をコマンド(?!) にするのはわかりやすい。

 

仙骨を立てて高音の音程も出すにこだわっていたら、下丹田を使うのが難しくなって何か最近、迷っていた。

 

 

中村先生のこの動画を拝見したら、そうかやっぱり歌の表現・スタイルに応じて「骨盤を倒す」=「仙骨を入れる」のいい程度のところを感じていけば、下丹田も連動した繊細な発声ができそうだ、と気づいた!

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中村明一先生、すばらしい気づきの動画をありがとうございます。また新たなご著作「日本人の呼吸術: 深く・鋭く・美しく」(BAB Japan )の出版おめでとうございます!!