「身体」こそは残された未知の秘境?! | 色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

自分自身の中に豊かにある深いものに触れて、元気や安らぎを得るのに「色と遊ぶこと」や「自分で歌う」ことが欠かせないない気がしています。
色・音の作品や「発声法」などについての気づきもシェアしていきます。

12/10 (土) 15時より、先日伺った映像/舞踏公演「妣が国」(主演: 最上和子 企画・演出・映像: 飯田将茂) についての話、12/21に行う即興セッションライブの話、ディアハンターのテーマ (She was beautiful)、山下達郎「クリスマス・イブ」なども歌います!

https://twitcasting.tv/c:tohman

 

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12/5 (日) に映像/舞踏公演「妣が国」(主演: 最上和子 企画・演出・映像: 飯田将茂) に伺い、本当に深い体験をしました。

 

私には演じたり制作・表現する音楽や歌への注力のベクトルと、内省や内面への注視によって主に言葉も介して直感する詩や深い思考、祈りのなどの深みに向かうベクトルの2つが共に大切で、その二つの重要な生の側面の緊密な関係を理解する思いもよらない方法があるのでないか、とも思っていた。

 

 

哲学には古来から「存在」についての深い議論があり、精緻な思弁を命がけで多くの思想家、宗教家、哲学者が行ってきたことは、決して机上の言葉遊びなどではない何かがあることは確か。哲学のそれらの議論が量子力学などの実証科学の最先端の知とつながり始めているそんな中、最上和子さんの身体への探求とそれをめぐるご自身に深い言葉はそんな数多の学者の説明を超えるより明確に、私たちの「存在」に関する秘密と、大きな希望に満ちた認識と体験の地平を示していてくださると感じている。

 

芸術や身体のことは「言葉/思考」では説明のつかない「感覚」なのだ、という粗雑な二元論ではない。

 

最上さんの舞踏を拝見してから、自分の存在の仕方が変わったとすら思える。

 

空間と重力に従来の意識や支えで拮抗するのではない自分 (身体) を感じてみようと思うようになっていて、この予感はすごい大きな喜びと希望です。そしてその新たな体験からは、今までにはなかった認識と思考、言葉が生まれてくる (のだろう。。(途上です。。))

(。。。うーーん小難しい言い方になってしまいましたが、ともかくざっくばらんに色々お伝えしたいです(笑))

 

(2022 12/12 追記)

ツイキャスの録画は以下

 

 

 

 

 

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12/21 (水) にタップダンサーの米澤一平さん、映像作家の鷺山啓輔さん、ダンサー/プロデューサーの玉塚充さんと共に久々に完全即興のセッションパフォーマンスを行います!偶々やることになりましたが、こんなタイミングなのできっと新たに何か気づくためのセットかも??

ともかく楽しみたいと思ってます。。

 

■ 2022.12.21.Wed

TAP × MOVIE × VOICE -SESSION LIVE-

「男たちの狂った一頁」

https://www.doubletallart.com/event/carzymen/

1996年以降 伝統芸能からアート分野まで数々の舞台作品のプロデュース、ディレクションを手掛ける"タマプロ主宰の玉塚充"と、2017年より500名を超える表現者たちとのセッションパフォーマンスの場をディレクションしてきた"タップダンサー/アーティスト米澤一平"による共同企画。"映像作家鷺山啓輔"と"ヴォイスパフォーマー山川英毅"を招き、世代やジャンルを超えたコラボレーションによる即興ライブパフォーマンスは、新たな世界を認知する場を生み出す。

【出演】

米澤一平(タップ/サウンド)

鷺山啓輔(映像)

山川英毅(ヴォイス/ヤイバール)

企画監修:玉塚充(タマプロ)

【時間】

19:00open / 19:30start