哲学者ガブリエル・
音楽の魂を持っていた哲学者ガブリエル・
同じ実存主義哲学者のサルトルが同じように日本で講演を行ったと
音楽家としての感性、素養も高かったというガブリエル・
マルセルの中には、いわゆる瞑想的な境地、
この動画は彼の著作の内容によりそった私のメモつぶやき(?!) のようなものと歌です。
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『ガブリエル・マルセルに寄せて』
世界に在って世界の内でもある「私」
完全に外に置くことのできないものだから
その不思議な奥行に私たちの知は迷ってばかりだ
個別のいのちの深みの謎を
慈しむようにみつめ続けた哲学者に倣って
私は厳かに内に潜み
世界の鼓動を回復する
痛みと涙を持つ「私」を
春にうずく野に、今、置こう
歌が始まる
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ガブリエル・マルセルの多くの著作を翻訳した私の恩師、
三雲先生についてはまた改めてお話します。
いずれにしても静かに高まってくる春の予感は、
Music: "Mahmant" for piano and vocal (Hidetake Yamakawa)