雪山に行こう。

公共交通を使っていける山。

新幹線で佐久平まで行き、JRバスで高峰高原の車坂峠1970mまでいける。

天気の良い日を狙って日帰り。

 

小竹向原(0619)-電車新幹線前池袋・大宮経由佐久平(0815-35)-バス車坂峠1970m(0833)-高峰高原ホテル登山口(0835-46)-高峯山2106m(1046-1108)-高峰温泉1950m(1145)-水ノ塔山2202m(1352-14012)-高峰温泉(1505)-高峰MRバス停(1535-1620)バス-佐久平(1730-52)-新幹線前電車大宮・池袋経由江古田(2000)

 

車坂峠バス停で降りたが登山口がわからず高峰高原ビジターセンターに寄る。

車坂峠からは多くの登山者は南の黒斑山方面に行く。

担当の人の話では昨日まで相当な風が吹いたようだ。

高峯山の登山口を聞くと本来とは違うが高峰高原ホテルの駐車場を超えていくのがいいと。

風と共に新雪が少なくとも30㎝以上降ったのではないか。

吹きだまりは1m以上はありそう。

登山口入り口の鳥居が埋まりかけるほどの積雪でここでワカン着用。

高峯山方面に1-2名のトレースがある。

 

尾根に沿って登るトレースを追いかける。

トレースはスノーシューだがワカンをつけているので沈まない。

ツボ足の登山者は苦労していた。

 

高峰スキー場の上部をかすめてから南方向に進む。

高峰温泉宿泊者の?スノーシューの団体がいてトレースは大きな太い登山道になった。

高峯山山頂2106mを通過してしばらく行くと展望の良い高峰神社に着く。

ここでザックを下ろして🍙。

 

カメラの調子が悪くてうまく撮れず。

(レンズのVRがoffになっていた。バッテリー切れ化とちょっと焦った)

スキー場リフトトップから高峰温泉方面に向かう。

高峰温泉から水ノ塔山にはトレースがなくツボ足登山者は戻った。

ここからトレースのない尾根を進む。

東斜面スキー場の上部にでる。

 

リフト上部の監視小屋の従業員に道を聞くがわからず。

ここまで夏道テープがあったので登山道があるはず。

トラバース気味に尾根に出るとピンクテープがあった。

 

尾根は西風が強く帽子を飛ばされないようにする。

雪はワカンをしても20-30㎝程沈み、亀足。

 

正面が高峯山2106m

正面のスキー場脇を下って高峰温泉(建物見える)に降りて、

東斜面スキー場の向こう側を登って来た。

自分のトレースが見えるとちょっとうれしいウインク

 

黒斑山2404m

浅間山は黒斑山に隠れていて見えない。

目を凝らすと富士山は霞んで見えた。

 

水ノ塔山方面を見上げる。

風が強くなりヤッケを着てフードを被る 

 

 標高差250mぐらいだがなかなか進まない。

山頂近くは岩場で風紋もあり強風雪が作った落とし穴も沢山。

 

やっと到着水ノ塔山2202m

山頂表示は風雪で縦になっていたが水平にしてパチリ。

ここは本州の分水嶺で左(東)は大沢川・吾妻川・利根川から太平洋へ。

右は深沢川・千曲川・信濃川から日本海へ。

右後方は蓼科山と八ヶ岳。

持ってきた柑橘類と干し柿を食べながら周囲を見渡す。

至福の時だ。

山座同定がはっきりしないときは家で写真を拡大して地図を引っ張り出す。

パズルを解くようなもので写真の中にあるヒントを読み解く。

 

北棟面に四阿山2354m

ここから見ると根子岳分岐から四阿山頂までが長い。

 

四阿山の右(東)に万座草津方面

中央の白い山は白根山2160m、右の白い山は佐武流・白砂山辺りだろうか。

中央に田代湖が見える。

 

東篭ノ登山2227m

時間があれば行きたかったが水ノ塔山で時間切れ。

あと1時間+戻り30分はかかるであろう。

 

黒斑山の後ろに浅間山2568m

左の方から噴煙が上がっている。

 

登って来たルート

右中央の建物が高峰温泉。

ここに宿泊してスノーシューを体験できるようだ。

スノーシューは体力はそれほど酷使しないので年配者に人気がある。

ガイドの人が受講者に”さあここからは好きなところを歩いてください”

皆さん今まで縦一列だったのが横1列になり深雪をゆっくり歩いてゆく。

バージンスノーの上を歩くのは楽しいウインク

 

左の鞍部が車坂峠、バス停終点の高峰mountain resort バス停は左上建物辺り。

帰りはスキー場を横断して近道できると思っていたが、

後で近づくと登山者はスキー場内横断禁止の看板。

雪上車の通った後をちんたら歩いたえーん

 

東篭ノ登山2227m

 

水ノ塔山から篭ノ登山への稜線

春山の装いニコニコ

 

帰りはRFしなくていいので速いが足に疲れがきている。

ワカンを履いて足を普段より高く上げる筋肉を使う為か足を吊りそうになる。

しばらく同じ姿勢で休んでから だましだまし戻ってきたショボーン

スキー場内横断禁止を見て雪上車の通った林道で遠回り。

ワカンを外したが地味に最後の登りが効いた。

 

車坂峠より30m程度低いバス停終点に到着。

車坂峠の高峰高原ホテルの日帰り風呂を考えていたが足が動かず。

ワカンにへばりついた氷を落として時間をつぶした。

 

今回の山行は標高差も距離もそれほど多くなかった。

ノートレースをワカンで歩くとどうしても足を高く上げざるを得ない。

足を高く上げて歩く動作が筋肉の吊りを招いた気がする。

年齢が1番の理由だろうがモモを高く上げる筋肉を鍛える練習が必要かも。

バスの中と列車の中で足が吊りそうになり我慢した。

冬季登山靴が足首を固定していて動きを制限しているのかなー。

登山の帰りの電車内はlowcutの運動靴に換えたほうが体には良さそう。 

 

新幹線を使うとこれほど早い時刻に雪山世界に入れるとは驚き。

次回は山形県翁山にハリマ小屋泊でを目論んでるが。

 

標高差 232m

雪原を思いのままに絵描きかな

 

終わり