5月に山形の禿岳に行って以降ブログに載せてないが山菜採りに3回出かけた。
山菜採りの季節も過ぎて暑くなってしまった。
暑い日は疲れやすく熱中症の危険もあり山に行く気がしない。
7月は高い山ならそれほど暑くもないかと思いながら。
石川県の白山はまだ行ったことがなく、計画を立てた。
室堂というところに大きな宿泊施設があり、完全予約制。
金沢駅から登山バスが休日前後の早朝に運行している。
東京からだと新幹線で金沢に行き前泊しないと難しい。
(夜行バスの選択肢があったかも)
悪天気のリスクがあるのでYRの天気予報を毎日チェック。
室堂の宿泊予約、金沢駅前アパホテル、新幹線の順で予約した。
金沢宿泊日は時間があるので新高岡から五箇山観光をして、城端~金沢のバスを利用。
五箇山は平家落人の伝説もある合掌集落で世界遺産になっている。
ささらという打楽器の一種や自分の力で深い渓谷を渡る吊り篭などを見学。
城端駅前に柳田國男の俳句の石碑があった。
音たてて雪解けはじまる坂の町
富山県の城端から金沢までバスで1時間程度。
山の中に大きな金沢大学があった。
2026.8.3
金沢駅(0600)-白山登山バス-
一ノ瀬(0814)-
別当出合い1260m(0830-40)-甚之助小屋2020m(1147)-南竜分岐(1210)-黒ボコ岩2325m(1327-36)-室堂2448m(1413)
金沢も梅雨明けをしたらしいが朝5時でも少し暑い。
コンビニで食料調達。
白山登山バスは朝0600と0630の2本出ている。
0530にバスの順番列のザックは4人目で、出発時は半分近くのバス座席は空いていた。
金沢市の街を抜け手取川を上流に進む。
2時間以上バスに揺られて登山口の一ノ瀬に。
そこからシャトルバスに乗り換えて別当登山口に到着。
別当出合登山口
標高1260mで標高の割には少し暑い。
朝食のバナナを食べて、スパッツ、ストック、サングラスを準備。
登山届を提出して出発。
50m以上のつり橋を渡り比較的緩やかな樹林帯を進む。
登りは砂防新道で帰りに眺望の良い観光新道の予定。
中飯場という休み場で休む。
右上流に滝が見えてその付近で砂防工事が行われているようだ。
ここから甚之助小屋までが長い![]()
高齢者の団体さんが多く、抜きつ抜かれつ。
展望が効かず少し蒸し暑く汗をかく。
甚之助避難小屋は大きな避難小屋で水も豊富。
少し上の南竜分岐で雨が降り始めてきた。
直ぐに雨具を着たが1時間ぐらいでやんだ。
シモツケソウのピンク色が鮮やか
他にキヌガサソウも目についた。
ヤマハハコ
高山植物が多い。オンタデ、ハクサンフウロも見える。
黒ボコ岩
雨が止んだ。
急斜面は滑りやすいので転ばないように注意。
黒ボコ岩の稜線まで登ると登って来た道をたくさんの人が歩いている。
黒ボコ岩から木道が続き比較的平坦な斜度。
足を吊ったお姉さんがいて芍薬甘草湯を差し出そうとしたが、
薬は飲んだという。
それなら水分不足の可能性があるから水を飲むことを勧めた。
一登りして室堂の建物が見えた。
宿泊手続きをして一休み。
標高2450mにある宿泊設備は混雑するときに備えてシステム化されている。
私は単独だったので本来2人用の個室スペースを一人で使った。
白山神社祈祷殿の前広場でまったり。
持参したラム酒を飲みながら、缶ビールを飲む人と談笑。
なんと85歳の人。
自然観察会が15時と16時の2回行われ参加(無料)。
花の説明を聞いて昔覚えた花の名前を思い出した。
夕方の別山方面
入道雲の下辺りが御嶽山方面のようだ。
夕日が水平線に沈む空のスペクタクルを暗くなるまで楽しんだ。
日の出前4時頃に神社から太鼓が聞こえたら山頂で儀式が予定されていて、
太鼓の音がなければ天気が悪いということらしい。
マットと毛布2枚では少し暑いくらいだった。
折角室堂まで来たなら太鼓がなってほしい![]()
2026.8.4
室堂(0411)-御前峰2702m(0505-15)-谷めぐり自然観察会-室堂(0655-0745)-黒ボコ岩(0845)-殿ヶ池避難小屋2050m(0927-45)-別当坂分岐1260m(1240-1300)-別当出合(1230-1300)-
一ノ瀬(1315-30)-
金沢 (1552-1649)-![]()
大宮・池袋経由小竹向原(2000)
朝方足が少し寒く感じる頃太鼓の音が聞こえた。
水と雨具とヘッドランプをもって出発。
出発したのが少し遅いようで御前峰への登山道にヘッドランプの筋が見える。
寒さもほとんど感じずゆっくり進む。
何人かに抜かれてゆく。
山頂手前でヘッドランプ不要となる。
白山御前峰のご来光
槍ヶ岳の北側に日の出。
(穂高岳-大キレット-槍ヶ岳が確認できたので間違いないかと)
宮司が装束に身を包み万歳三唱を先導した。
(皆様の安寧と無事下山 を祈念して)
山頂付近にいた登山者は唱和して何となく厳かな気分になった。
西側の雲海に白山の山影
この写真では中央左に薄く見える)
影蝙蝠岳、影鳥海山、影大山を見たことがある。
影白山も天候の良い朝夕しか見られなく特別感がある。
大汝峰と池群
この後自然観察会で池めぐりに行く。
無料で説明を聞けるので楽しい。
火口湖は約1000年前に噴火したもので、白山は500年に1度程度噴火してきた。
ガスの中で野鳥の声を聴きながらの観察会は興味深い。
室堂での朝食時間に間に合うように調整してくれる。
写真は撮ってないが、ウサギギク、クルマユリ、ヒョウタンボク等。
オトギリソウとミヤマリンドウ
ガンコウランの中のミヤマリンドウの花は閉じている。
ヒメクワガタ
小さい花でかわいい。
途中参加者の一人のおばさんが足を滑らせてハイマツの上に倒れた。
スキー場で倒れて一人でどうしたら良いのかわからない状況。
前後の2人が協力して手をつなぎ立ち上がることができた。
ハイマツのクッションで怪我もなく良かった。
自然観察会の池めぐりは結構長く感じて朝から相当疲れてしまった。
朝食をゆっくり摂って、トイレに行って出発。
黒ボコ岩の上のイブキトラノオ
自然観察員に教えていただいたが花の匂いが臭い。
その匂いに呼び寄せられて昆虫が寄ってくるとのこと。
観光新道は花が沢山咲いていた。
昨日の南竜分岐以降ちょっと知り合いになったOさんと一緒に下った。
高山植物の名を思い出しながら花畑の中を下った。
花の名山で百科繚乱だが、花の名前がなかなか出てこない。
ハクサンシャジン
ツリガネニンジンの高山系。(白山沙参)
タカネマツムシソウ
大型の青色で目立つ。
サラシナショウマ(晒菜升麻)
本来秋の花でしょう。
観光新道は高山植物のお花畑が広がっている。
後半は尾根道で最後は沢筋の道で砂防新道より少し長い。
ヘリコプターが砂防工事のコンクリート等の資材を輸送していた。
シャトルバスは30分待ったが一ノ瀬1330発の金沢行に間に合う。
金沢駅のAPA金沢駅前でお風呂に入り着替えた。
1500円と少し高額だが駅前立地を考えると致し方ない。
(登山者はタオルを持っているのでもっと安くできる?)
能登地震と豪雨災害支援を兼ねて能登牛・豚丼とビール。
能登地震とその後の集中豪雨で復旧が遅れているが後者の影響が大きいとのこと。
白山に登れたが体力の減退を強く感じた。
悪玉コレステロール値が高く足先の感覚が鈍い。
勘違い・間違いが多くなるのは加齢がなせる業?
白山は独立峰で天候は短時間で変化する。
経験を自慢したいからか、あまり考えずにいろいろな人に話しかける![]()
帰京してから筋肉痛で足が動かない。
白山に行けたなら未踏の御嶽山も行けるかな。
夏の暑い時は無理だろうが涼しくなってまた考えよう。
標高差:8月3日 1188m 8月4日:254m
雲海に寝ころぶ姿来世かな
終わり













