静岡の清水会場で観てきました。
一晩経って思い出しているんですが、良いですね。
今も頭の中でＳＵ－ＭＥＴＡＬの声がグワングワン反響する感じです。
神バンドの演奏も実に素晴らしかったのですが、
やっぱり「あの声」。
場を支配するあの「声」。
ひょっとしたら声のコンディションとしてはベストではなかったかもしれませんが、
（歌いすぎ？レッスンのし過ぎ？ですこし嗄れた感じでハスキー気味でした）
強靭な意思で歌声をコントロールしていると感じました。
最期の「ＴＨＥ ＯＮＥ」の説得力。
ＷＯＷＯＷの放送では重要な曲がごっそりカットされていましたから、
こうしてフルで聴くと説得力が段違いでした。
ＮＲ，ＮＲに関しては、ちょっと表現できない気がします。
ＳＵ－ＭＥＴＡＬという人のことを、自分は実は全然理解していなかったんだ、
という反省のみです。
あの曲の後、自分でも気づかないうちに涙が溢れていて、
でもそれは誇らしいような、嬉しいような、不思議な涙でした。
本来３人で演る曲での、2人だけでのパフォーマンス。
ＹＵＩＭＥＴＡＬのダンスだけでなく、歌割りまでもごっそり抜けたまま・・・
埋めようと思えば出来た筈なんですが、
敢えて巨大な空間と時間の穴をそのまま見せることで、
強烈に寂しさと、あの場に居ないＹＵＩＭＥＴＡＬという存在をはっきり感じさせました。
ＹＵＩの穴を埋めるのではなく、
あくまでＭＯＡＭＥＡＬとしての存在感をＭＡＸに魅せたＭＯＡ，素晴らしかったです。
ああいうライブは長年生きてきて初めて見ましたけど、
巨大な穴の開いたまま、だけど音楽的に素晴らしく充実していて魅せきるという、
稀有なライブだったと思います。