単純に、同じに見える田んぼは全部違う。
早期の除草剤の、効き具合。
草丈、葉の色、幼穂の形成具合。
これを見て、追肥の量と順番と。
私はじわり、効かせるため２回にわける。
やり方は、人それぞれだけど。
その答えは、すべて収穫期に見えてくる。
早期の除草剤の効果。
適期の草刈り、航空防除。
どこが良かったか、何を見直すべきか。
そしてそれを、周囲の農家は見ていて。
それは、農家の信用や。
人格も、評価される。
私は、追肥をギリギリ攻めた。
多収穫、つまり収益化。
青森県のりんご園、４００ha減少の報道は。
喫緊の課題であり。
高齢化、担い手不足。
それを、大規模経営でやれとは言うが。
彼らのかさむ借金問題。
人件費と、人材確保問題。
逃げられない現実も、知って欲しい。
先日の大雨で、少し稲が倒伏して。
それでも、大きな被害ではなく。
この季節の大雨、台風が一番怖い。
周りの田んぼを、見て回る。
うん？何か居る。
どうやら、アライグマ。
まもなく、収穫期の田んぼ。
さて、スーパーにコメがない？
米どころでは、そうは感じないけど。
日向灘の地震で、マスコミは煽った。
そうなると、コメを買うしかない人は、買いだめに入る。
:quality(50)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/NKOD6AOPI5IBFKNGNXX7YF6FSA.jpg)
仲買人が、それに乗じて高値で売り抜こうとする。
それでも、ある時には少しでも安くと言えば。
無くなれば騒ぐ。
覚えていますか、狂牛病のこと。
無くなれば、牛丼一杯で暴れるんです。
備蓄米を放出せず、アメリカのコメ？
マスコミの煽りに、騙されてはいけません。
コメ、あるところにはあるし。
去年の猛暑で、収穫量少なかったのは分かっていたことだし。
自国のための政治や報道、どこに行きましたか。
今年、遅ればせながらの初詣は靖国神社と決めて行きました。
こう言う国の状態を、国のために散った英霊たちの事を思うと情けなくて。
微力ながら、無力ではなく。
無知でもないと。
この時期、風が吹くと稲たちがザワザワします。
これ、神様が吹かせていると言います。
国を命がけで護った方々のおかげで、私たちはこの世にいる。
頼む、農家の収入は、収穫で決まるんだ。
それを盗む奴がいる。
疲れている中、見回りせざるを得ない。
これ、窃盗罪だけでなく。
間接的な暴力になること。
そりゃそうですよ。
そうでなくても疲れているのに、寝させないんだから。
この時期の、農作物盗難。
悲しく、そして情けない。
人を困らせてはいけない。
そんな事も大人ができない。
それで、子が育つのかと思う。