田んぼの雪も、すっかり消えて。


今年から新たな、お手伝いさんが来訪することに。


ならば、ご馳走と行きますか。


いやあ、いいぞ。


朝、小1時間ほど走って魚屋へ。


冬の除雪現場へ向かう途中、地魚で攻めてる店、気にかけていた。


蓬田村「よもっと」、ここは良い。


青森県内で、ニシン豊漁と聞き購入。


真鯛の刺身。


カジカのぶつ切り、400円とな?


これを汁物にしよう。


蕗のとう、津軽ではバッケと呼ぶ。


山越えなら、良いのが採れるだろうと思案。


案の定、良し。


その足で、つがる市産直センターへ。


あさつき、アザミ、行者ニンニク購入。


春の山菜、四種としよう。


マグロと磯ツブ。


さらに、五所川原のエルム新鮮市場にて。


ナマコが安い。


花もずく、良し。


酢の物にしよう。


ホタテのヒモの刺身。


イシナギの刺身、まだこの辺では、高級魚の認知はない、良し。


イワシが安い、しかも石川県産。


購入は、支援になるかと購入。


これは、なめろうにしようか。


食べて、飲んだ後の片付け問題、思案。



馴染みの資材屋でトレイ購入。


余ったら、お土産方式。


小分けパックは、春の3色とした。


配置を考える。


左上から、マグロ、真鯛、イシナギの刺身と、マグロ中おちユッケ。


冷奴に、行者ニンニク醤油漬けのせ。


ニシンの塩焼き。


花もずくとナマコの酢の物。


アザミの塩レモン、オリーブ油漬け。


あさつきの酢味噌和え。


ニシンの切り込み。


別皿に、イワシのなめろう、バッケ味噌、ホタテのヒモ刺身。


調理の組み立てをする。


冷やしたいものから先に、温かいものは後半に。


途中で仕様変更は、まあ良しとして。

私のセンスだと、これで精一杯。


まあ、これから進化して行くさ。


みんな集まり、春陽の宴始まる。


カジカはバーナーで炙り、生臭みを飛ばした。


食べながら味を決める。


沖縄の「マース煮」よろしく行こう。


現地で食した、思い出を基軸に。


ライブキッチンよろしく、目の前で土鍋ご飯を炊く。


自分が育てたコメを、目の前で炊いて見せる、これ幸せの湯気。


その間、色々説明したり、ワイワイして。


炊き上がったホカホカごはんで、小さなおにぎりを作る。


バッケ味噌良し、なめろう良し。


好きな具を乗せて、楽しんでもらう。


カジカ汁の残りにて、土鍋にこびり付いたごはん粒を洗う。


汁物で洗い落としをしながら、ミニ雑炊にする。


農家ですもの、無駄にはしません。


ここで、この日のご馳走が完結しました。


半日、100キロクルマを走らせて食材を得た。


看板も書いた、この辺はお手のもの。



午後から、調理に入り。


私の口癖、「今日の美味しいは、明日の健康」のため。


全ての料理は、無化調にて。


手間をかけなくても、カップ麺ならお湯さえあれば良い、それはそうなんだけど。


走り回って、探して、採って、選んで。


一つ一つ、丹精込めて、手間をかける。


そうしないと、生まれない味ってあるんです。


自分1人なら、何でも良いんです。


でも、お客様には、自分の最高出力で臨みます。


作り手としての、矜持ですから。


お花見ラベルの豊盃に折り詰めのおかず、花見気分にしたくて。


この一食が、思い出となりますよう。


明日への活力と、なりますよう。


しばらく、わが家のおかずとなりますよう。


いや疲れた、でも楽しかった。


さて、市場で小料理屋の店主とばったり。


農業のこと、燻製のこと、ジビエのこと。


その後どうなったか、気にかけていてくれていたようで、ありがたく。


自身も、ジビエ料理本格的に始めたい様子。


入手から調理まで、色々提案できますよと。


一つ、困っていること。


自分が何屋なのか、説明がつかない。


妻に「自由人」と、言われる人生。


満喫しております。