燻製天国に、行ってまいりました。


早朝、毎日水まわりを見て。


これが、日常であり現実。


そこから、燻製天国会場へ。


隙間を縫っての作業。


トパーズさんの、燻製教室。


ジビエ、熊鍋。


機動力のある方。


谷間に吹く風が巻いて、ブルーシート飛ぶ。


テントも飛んだ。


それでも、私たちはここが天国と信じ。


私は、夜の部でベーコン担当。



あれこれ説明。


出来立てのベーコン、間に合った。


様々質問を受け。


その間に、私が育てた「はれわたり」を土鍋で炊いて見せた。


小さな「小むすび」を作って、みんなに振る舞った。


「コメが甘い!」


それもまた良し。

トパーズさんは、単管パイプで屋根を作り、シートをかけて。


このベーコンも、美味でした。


宴。


早朝家に帰り、また田んぼ。


弘前市は久渡寺のキャンプ場に、また戻り。


山開きのイベント。


突然、弘前市長御一行が来訪。


速攻でベーコン解凍し、バーナーで炙って出した。


一同、「おおっ!」。


それが、答えだった。


いつもの反応が、嬉しい。


燻製道、去年は気がついたら五所川原市長室にいた。


そして昨日、弘前市長と話した。


明らかに、生活が変化している。


ふと、思った。


確かに農繁期の燻製天国は、しんどかった。



リンゴ箱に座って。


「こんな5月も、あるんだな」と。


運動部の顧問時代、5月は一年で一番忙しかった。


連休は全部部活、春季大会、遠征、合宿、高校総体。


離れてみて、実感する。


非日常が、日常と化して。


それぞれがあれこれ、試行錯誤して。


相談して。


悩んで、笑って。


お金の計算をしてくれる人もいて。


作り手としては、小銭を触らずに済むのは何より助かり。


ジビエを地域に広めたい、そう言う思いの方もいて。


食品衛生管理者としても、激しく同意。


キャンプ場を貸してくれた方は、ただ優しくて、面白くて。


お礼にと、ナッツやハムを差し入れして。


燻製天国。


これは、トライアンドエラーの始まり。


ですが、一度私たちは噛み合ってしまった。


その歯車が、時を刻み出した気がする。


昨日からの雨が気になり、泥に沈んだような身体を起こし田んぼへ。


またやろうと。


次はこうしよう、と。


なんでしょう、燻製する人って。


絶滅危惧種なのですが。


集まると、瞬間的に面白いことが始まる。


「え?生息してたの?」みたいな。


天国は、一旦終了。


さあ、代掻きと田植えだ。


水利委員としても、動いている。


美味しいコメを。


美味しい燻製を。


命をいただく、感謝を。


「今日の美味しい!は、明日の健康」


行ってまいります。


と言うか、もう一仕事行ってきたのですが。