長女の要望にて。


地元の焼肉屋、胡桃。


夜は予約必須。


舌鼓。


飲食店で、あまり日本酒は飲まないが。





ここなら安心。



東京に住んでいる、長女の旦那は。


これ、東京なら倍の値段だと。


確かにそう。


適切な価格を知っているから。


客単価狙いの店では、飲まない。


リンゴジュースのはずだが。


酒飲みに見えるの図。


宴の華。


飲食店での流儀。


それは、些細な心遣いにて。


我が家では、当たり前の作法。


金を払ったから、何をしても良い?


客は神様?


バカな。


神様が、傍若無人な真似をするものか。


金があっても、提供してくれる店がなければ。


食べ物は、口には入らない。


店員は、にこやかな気遣いをしてくれた。


燻製差し入れのお礼にと、サービスも。


ならば。


応えるべきは、日本人の美徳。


片付けへの、心配り。


確かに、対価は支払った。


しかし、忘れてはならぬ。


「食べさせてくれて、ありがとう」の気持ち。


これ、すなわち。


「今日を生き延びさせてくれて、ありがとう」と言う事。


今朝、起きる。


生きている。


これは、昨日の食にある。


感謝。


ゆめゆめ、忘るるなかれ。


御国言葉、忘るるべからず。


※ゆめゆめは「夢夢」ではなく、「努努」