今も、激務に喘ぎ。
終わらない日々を過ごしている、現役教師から電話。
いつもの愚痴、それも仕方ないけど。
コイツらは、頑張っている。
それは知っている。
労働基準法第五条。
今まで、文科省も教育委員会も、現場の管理職も。
残業は、部活はあなたがやりたくてやってるだけだから、ね?
4%あげるから、それでなんとか、ね?
子供達のためなんだよ、全体の奉仕者だから、ね?
でも、怪我させたらアンタの責任ね?
これで、まかり通ってきた。
しかし、私は事実上の強制労働者だった。
休みたくても、休めなかった。
「奉仕者」と言う、長時間労働。
では、部活やりたくありません。
そうなると、「一人一役だから、みんなそうだから、ね?」で済まされてきた。
私は内々に、それの草案を作ってきたから、私にも責任はある。
そもそも、これをこの法律に当てはめると。
これこそが、変わらない元凶。
いいじゃない、今まで何とかやってきたんだから、さ。
そして、どうにもならなくなって今になって騒ぐ。
休職中、学校にタイムカードが設置された。
バカなのか、としか思わなかった。
一度押して、また残業、これ仕事量からして当たり前。
逆に、手間が増えるスパイラル。
いつもこの、繰り返しだった。
世の中の、普通の働き方ではないから。
離れて行ったんですよ。
木の枝を切っても、何にもならない。
根と土を、直せば。
それでも、今でも上から目線でしか物を言えない、かつての管理職たち。
こう言う人たちが上に立つから、変わらない。
一揆を起こし始めた教員たちに、幸在らん事を。