カレイの煮付け、次の日。


煮凝りをご飯にかけて食べる。


それが幸せだと思っていた、津軽衆の私です。


カレイのプルプルと、呼んでいました。


さて、鹿肉煮込みの総仕上げ。


違う、プルプルに向かいます。


汁だけ、別鍋にしていました。


こんにゃくをちぎる。


手でちぎるのがコツ。





一煮立ち、テボで湯切り。



比重により、浮いた油を取る。



プルプル加減は、動画しかあるまい。


昨日、三温糖を入れました。


味噌の塩分と合わせた塩糖水。


無論、グラムとか大さじとかの計量は、致しません。


味は、見て決めるもの、一発真剣勝負。


ゴメン、カッコつけちゃった。


逆に、目分量で味付けしかしない、私です。


計量するのは、塩糖水の濃度だけ。


味が、若いとは?


時間をかけて煮込まないと、出てこない味があって。


三温糖を入れた直後は、馴染んでいない。


これを、「味が若い」と言います。


私だけかもしれないけど。



ニンジンとゴボウを入れ、約30分。


別煮の理由は、本隊鍋が鹿肉の部位により、溶け出すくらいフワフワだから。


さらに、ニンジンやゴボウには、素材の味を主張する、若さが欲しい。


同じ煮物の中に、円熟味と若さの勢い。


あ、今思いつく。


味覚の、「老若男女アタック」だ!


なんのこっちゃ。


で、かき混ぜは木べら。


肉を崩さず、底の当たり※を確認。

※煮込みによくある、鍋底の焦げ



はい、できました。


根曲り竹入れたかったけど、在庫切れ。



お玉、ではなくレードル用意。


画像上が丸レードル、下は横レードル(右利き用)


どちらも、144cc。


ま、計量お玉です。



2杯ずつビニール袋へ。


居酒屋なら、一袋3人前かな。


飲食店なら、2000円は取るか。


豆腐入れてネギ散らしたら、結構なつまみだ。



夕ご飯用にも。


まとめます。


次男は、賢いです。


我が家のきょうだいは、誰一人塾に通わず育ちました。


その中でも、一番賢い。


家族が作る料理には、文句を言いません。


文句を言うとどうなるか、分かっているからです。


私に叱られて来た、兄や姉を見て来たからこその、賢さかと。


でも、本当に美味いと、「これうま!」と言う。


鹿肉煮込み、「これうま!」いただきました。


さて、明日はようやく最高気温5°とか。


もう、鹿肉の風干し日和じゃないですか。


もう、毎日雪が降って、真冬日で、燻製作れない日々でしたから。