宮崎市赤江浜の浸食防止工事の工法をめぐり県とサーファーらが対立している問題で、「赤江浜を守る会」(土居睦生代表)は十六日、同所の工事現場で「人間の鎖」をつくり、あらためて工法の見直しを訴えた。
同会の呼び掛けに県内外からサーファーら約二百五十人が参加。手をつないで円をつくり重機二台を包囲するなどして、「砂浜を守ろう」「子供に自然を残そう」などとシュプレヒコールを上げた。
土居代表は「自然環境を壊す人工リーフ設置より、もっと良い工法があるはずだ。今後もデモ行進や座り込みなど反対運動を続ける」と話していた。
赤江浜の浸食防止工事は国の災害復旧事業として二十億二千万円を投入し、約五十メートル沖に総延長一・三キロの人工リーフを設置する。サーファーらは昨年から「観光や環境に配慮していない」などと反発。別の工法を求めて県と協議を重ねたが不調に終わった。
県は今月一日、設置予定地に通じる仮設道路の建設に着手。来年三月までの完成を目指している。
写真/手をつないで工法変更を訴えるサーファーら=16日午前、宮崎市の赤江浜
