♀♂♂のお父さん

 

節約しながら多趣味を楽しむ
ひでですキョロキョロ

 

趣味のこと
プチ節約テクニックをつぶやき中ウインク

 

 

こんにちは、ひでです!

ぼくの趣味のひとつが読書。


と言ってもすっごく遅読なので

 


あんまりたくさんの本は

 

読んでいないんですけどね😅



それはさておき、

 

今年の第163回直木賞に


馳星周さんの「少年と犬」が決定しました。


 

 

 



・男と犬


・泥棒と犬


・夫婦と犬


・娼婦と犬


・老人と犬


・少年と犬


という6つの短編からなる連作集です。





それぞれの短編に登場する、

・男


・泥棒


・夫婦


・娼婦


・老人


・少年


の5人と1組は、

 

全員何らかの心の傷や負い目、
 

病気などを抱えています。

 



東日本大震災で職を失くした「男」と


多聞が出会ったのは岩手県。


「泥棒」は海外へ密出国しようとして


多聞を新潟に連れていきます。



すでに関係が破綻した「夫婦」が


多聞とともに暮らすのは富山県。


ヒモの男を殺してしまった「娼婦」が、


男を埋めた山中で多聞と出会うのは滋賀県。


すい臓がんに侵された猟師の「老人」が


多聞と最後の熊撃ちに出かけるのは島根県。



そして東日本大震災で心に傷を負った


「少年」のもとへたどり着き、

 


旅を続けてきた多聞が


本当に会いたかった少年と

 

再会するのが熊本県……。

 



多聞は「少年」に逢うために

 

岩手から熊本へと


延々一人(一匹?)旅を続けてきたんです。



多聞は出会った人々に

 

何かをするわけでもないし、


幸せな結末へと導くわけでもありません。


でも多聞は、何も語らないながらも


心身に傷を持った人々を勇気付け、


そして、南へ南へと旅を続けます。



多聞の旅の本当の目的とは?


そして「少年」との再会と別れ、、、。



作者の馳星周さんは


犬のために夏と冬で

 

生活の場を変えるほどの


大の犬好きで知られています。


そんな馳さんが書いた犬と人との物語。


泣けますよ~えーん