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そろソロ一歩

ブログタイトルの“そろソロ一歩”とは、遅ればせながら人生の再スタートで一歩を踏み出そうという気持ちを込めました。
そして、日頃単独行動が多いため「単独=ソロ」という意味合いもあります。

いつもラジオを聞きながら仕事をしていますが、AM放送の文化放送をよく聴いています。


で、ウィークデーの午後3時半から放送している文化放送の「吉田照美 飛べ!サルバドール 」 という番組のゲストで、漫画「カバチタレ」原作者の田島隆さんが生活保護のことについて語っていたんですね。


生活保護に関しては、ちょっと前に某お笑い芸人が親族に不正受給させていたことで、一般的にもこの問題に対する厳しい目が向けられるようになったのは周知のことと思います。


番組のなかで田島氏も「不正受給は論外で厳しく取り締まるべき」と述べていましたが、これは私も全く同意見です。

付け加えて氏は「生活保護は働きたくても働けない人のために必要」とおっしゃっていますが、これにも異論はありません。

世の中には様々な理由で労働できない方がいますから、そうした人にとっては十分に受給する権利はあります。


さて、私がちょっとひっかかったのは、田島氏の次のコメントです。

それは、働いている人の収入より、生活保護費の方が高額になるという“逆転現象”についてでした。


「たしかに感情的には許されることではないけれど、でも、働いている人はその選択を自分でしたのだから仕方ない


ちょっと、まってくださいよ。

世の中、自分の望んだ職業に就いている人ってどれだけいるんでしょうか?

ましてや昨今の雇用情勢では、大方の労働者が自分の望んだ職業に就けないでいるのではないでしょうか。


私にしても、今の仕事は自分の適性には合っていると思いますが、それでも好きでというワケではなく、生活のためにある程度割り切って働いているというのがホンネです。


まあ、ラジオ番組上でのコメントでは多少の誤解はあるかもしれません。

そのあたりの田島氏の本意は、番組でも紹介されていた氏の著作「カバチ流人生指南 弱者はゴネて、あがいて生き残れ! 」でも読めば納得する部分もあるのかもしれませんが‥。



ところで、個人的な意見ですが、私は生活保護のような金品をただ与えるだけの制度には懐疑的なんですね。

人間はもともと“依存”に対して弱い面があって、世の中にはそうした依存させてしまう存在が多々あります。

で、厄介なのは、そうした依存にいったんハマってしまうと、そこから抜け出すことは容易ではないことです。


私も、過去には引きこもりのニート状態に陥った時期がありましたが、そこから抜け出すのは並大抵のことではありませんでした。

そういう状態だった時の私というのは、同居していた家族が面倒を見てくれたこともありますが、やっぱりそれって“依存”だったわけです。

今となっては家族に対して本当に申し訳なく思っていますが‥。


まあ、そんな自分自身の体験からの教訓もあるわけですが、要するに人間って働かなくても生きていけるようになると、本当に堕落して他者に依存しまくってしまうということです。


生活保護という制度は繰り返し言いますが、病気などの事情で働きたくても働けない人のためには必要不可欠です。

ただ、それ以外の人に対しては現金をポンと渡すよりも、雇用をサポートしてなるべく他者に依存させない方法を検討するべきじゃないでしょうか。


最後に、実話かどうかは定かではないのですが、何かの本で読んだある一節が、この生活保護問題に対するアンチテーゼのような気がして、頭に残っています。


あるところに、お金持ちの人と貧乏人が暮らしていました。

貧乏人は働くことをせず、いつもお金持ちに金品をせびっていました。

お金持ちも人が良いので貧乏人が不憫に思い、貧乏人の要求を一度も断ることもなく、金品を与え続けていました。

ところが、あるとき、お金持ちは病気で突然この世を去ってしまいました。

今まで面倒を見てくれたお金持ちがいなくなってしまったことで、貧乏人もしばらくして死んでしまったのです。