シンガー・ソングライター、奥華子さんを知ったのは、あるラジオ番組がキッカケだった。
何の番組か忘れたが、彼女の独特な歌声と、地元千葉県を中心に活動をしていることが気にかかっていた。
そんな折に、都内江東区の「サンストリート亀戸」でニューアルバムのリリースイベントがあるのを知り、興味本位で出かけてみることにした。
イベントでは握手会があり、それに参加するにはニューアルバムや他の作品のCDに封入されている参加券が必要なので、事前に都内のCDショップでニューアルバム「うたかた」を購入。
家に帰って「うたかた」を聴いてみる。
彼女の歌声は不思議な魅力に満ちている。
美声とはまた違う、少し鼻にかかった感じが哀愁を感じさせるというか‥。
この歌声は切ない恋愛をテーマにした曲にピッタリはまり、「パズル」のような重い曲だとまた違った趣きがある。
個人的に「鼻声」ならぬ「華声」と呼びたい独特な声だ。
イベント当日、JR総武線亀戸駅から南へ歩き、京葉道路を渡って千葉方面に数分歩くと巨大なショッピングモール「サンストリート亀戸」が現れた。
京葉道路を車で走行中に眺めたことはあるけど、中に入るのは初めてだ。
イベント会場のマーケット広場とステージ
イベントは弾き語りのミニライブと握手会という構成。
ステージに登場した奥華子さんはピンクのTシャツにカーキのカーゴパンツというスタイル。
これは路上ライブ時代からの定番スタイルらしい。
「うたかた」からの曲を中心に6曲披露した。
【セットリスト】
1.ガラスの花(キーボード弾き語り)
2.Birthday(キーボード弾き語り&リズムボックス)
3.秘密の宝物(キーボード弾き語り)
4.トランプ(キーボード弾き語り)
5.元気でいてね(キーボード弾き語り)
6.初恋(キーボード弾き語り)
折からの猛暑、しかも屋外の日中に行われたライブだが、歌に聞き入っているとしばし暑さを忘れてしまった。
まさに一服の清涼剤ともいうべき歌声だ。
ミニライブが終わって握手会。
もともと女性と話すことに苦手意識があるので、女性アーティストと話すというのは相当緊張する。
卒倒しなければいいが(笑)。
そんな私のことなど知った事かと、他のファンの人たちは緊張する様子もなく、笑顔を交えて気軽に話をしている。
皆どんなこと話しているんだろう‥。
とにかく挨拶だけではカッコがつかないので、順番を待つ間に事前に話すべきことを頭の中で整理しつつ、深~い深呼吸を繰り返して気持ちを落ち着けようとする。
うん、これなら何とか会話ができそうだ。
と思っていよいよ私の順番になり、彼女の前に立ってご対面。
その瞬間、頭の中は真っ白になてしまった‥。
何を話したのかあまり覚えてないが、出身地が近いということで応援してましたとか、そんなしょうもないことぐらい(苦笑)。
華子さんから見れば挙動不審のアヤシイ男に思われたかもしれない。
しかし、華子さんは嫌な顔ひとつせず笑顔で応対してくれた。
そんなこんなでドキドキの握手会が終わってイベント会場を後にした。駅に向かうと思い出したように暑さが襲ってきた。
すっかりシンガー・ソングライター、奥華子の虜になってしまったようだ。
機会があればライブにも行きたいし、過去の作品も聴いてみたい。


