『知は力なり』私が学んだことの備忘録 -8ページ目

『知は力なり』私が学んだことの備忘録

自分の独断と偏見でランダムに学んだことの気付きを書き残してまいります。

おはようございます。

 

前回は最強企業ワークマンの

強みについてお伝えいたしました。

 

 

そこで今回は

 

『そんな最強企業ワークマンの死角』

 

についてじっくりとお伝えしてまいります。

 

最強ワークマンの死角とは?

 

一方、じっくり観察することで

問題点も浮き彫りになってきたようです。

 

 

確かに、ワークマンはプロの職人向けの

作業服市場では圧倒的に強い。

 

さらに競合する企業も大手ではいない。

 

だからこそ30数年間以上続いていました。

 

 

しかし、このままではこの市場は

2025年に飽和し、その後、

成長は見込めないということは

容易に予測できました。

 

会長をはじめ経営陣は

そのことも分かっていたようです。

 


ですから、

 

ワークマンの良いところは

大切にしながらも

新たな成長のための

具体的な方策を打ち立てていく

 

事が今後の課題でした。

 

 

そこで、2014年に

 

「中期業態変革ビジョン」

 

として、ワークマンが何を目指すのか、

会社の将来像をまとめ上げます。

 

 

土屋さん自身は前職の経験から、

新規事業を立ち上げるのは得意分野。

 

すぐにでもワークマンで新規サービスを

立ち上げることもできたかもしれない。

 

 

しかし、社員の大半が、

 

『現状の仕事を工夫したり、極めること』

 

に熱心な人たちばかりの会社です。

 

 

自分の興味にはない新規事業を

立ち上げたところで馴染まないだろうと

土屋専務は分析しました。

 

 

会長が

 

「何もするな」

 

と言ったのには、

 

企業文化を無視した改革は難しい

 

といった意味もあったと解釈されているようです。

 

ワークマンプラスのヒントはお客さん

 

経営改革のヒントは現場にありました。

 

要は、

 

同じ製品でも売り方だけ180度変える

 

という発想。

 

 

「ワークマン」は作業服専門のプロの店。

仕事で使う服なのでお客さんのニーズも明確です。

 

 

それは

 

・製品の品質は高いこと。

 

そして、ガンガン使うので、

買い替えるにも躊躇しない

 

・リーズナブルな価格帯であること

 

です。

 

 

お店は

 

・作業現場に行く前に寄れるように朝早くから開店して欲しい。

・店には何がどこにあるのかすぐに分かるようにしてほしいし、

・いつも同じ品物を置いていてほしい…。

 

 

このようにファッションとはまったく別のお店なのです。

 

 

しかし、商品だけ取り上げれば、

作業現場以外の環境でも十分使える。

 

しかも品質は高いしリーズナブル。

 

 

そこで、一部の若いお客さんが

 

「職場」以外

 

で使い始めています。

 

 

例えば、オートバイを乗る人たちに、

うちのパンツが話題になっているとか、

 

釣りの時にワークマンの防水ジャケットが便利だとか

 

「キャンプ場で焚火をするときに使える」と

 

若い女性たちが「作業用エプロン」

 

を買っていたのです。

 

 

作業服がなぜ「作業服」と認識されるのかと

言えばトップスもボトムも同じ色だから。

 

ならば上と下を別の色でコーディネートしたらどうか。

作業服にはなかった明るい色にしたらイメージも変わります。

 

 

 

「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」

「#ワークマン女子」

 

はこんな着想から始まりました。

 

 

ワークマンプラスはワークマンとは全く競合しません

 

 

「ワークマン」のお店が忙しいのは平日早朝と夜だけ。

 

作業現場に行く前の早朝か、

仕事が終わった後の時間帯が忙しい。

 

逆に昼間はお客さんがほとんど来ません。

 

 

そこで、昼前になったらワークマンから

 

「ワークマンプラス」

 

の看板に立て替え、

商品の並べ方を変えてみるなど、

現場で検証を繰り返してきました。

 

埋もれていた4000億円市場を発掘

 

もっとも既存業務で社員は手一杯でした。

 

事業化の検証まではなるべく土屋専務だけ

で行ったようです。

 

 

ある程度、手応えを得た段階で、

社員数人だけ兼務になってもらったとの事。

 

 

「ワークマンプラスはこんな店」

 

とのコンセプトがみんな目で見て分かる

ようになった段階からは、

社員の皆さんの創意工夫で、

事業化まで一気に加速しました。

 

 

「ワークマンプラス」はワークマンが扱う

1700点のうち320点に絞って置きますが、

扱っている製品は同じ

 

特別なことは一切していません

 

 

それでもターゲットを一般消費者に換え

店舗コンセプトを変えることで別の市場が広がりました。

 

 

いわば「一般消費者向け専門服」の店。

 

キャンプにDIY、料理や園芸……。

専門性・趣味性の強い服ばかりです。

 

 

それぞれの世界では有名ブランドはありますが、

リーズナブルな価格帯で幅広く対応できるのは

ワークマンだけです。

 

これまで、顕在化してなかった需要ですが、

市場規模として4000億円はあると言われます。

 

 

つまり

 

特別なことは一切せずターゲットと

店舗コンセプトを変えるだけで

4000億円の市場の掘り起こしに成功した

 

のです。

 

 

まさにピンチをチャンスに変えた

絶好の成功例と言えます

 

 

そこには

 

『ワークマンの良き企業風土を

活かしながらお客の動向を

しっかりとキャッチして

新たな手を打っていった』

 

という

 

しない経営の進化系

 

が垣間見れます。

 

 

まさに『しない経営』恐るべしです!!

 

 

そしてさらに

 

『しない経営の進化系』

 

社内改革にも大いに活用されて

います。

 

『しない経営』『社内改革』とは

どういうことか?

 

この辺りをしっかりとお伝えさせて

頂きます。

 

 

という事で次回は

 

しない経営の社内改革

 

です。

 

楽しみにしていてください(^^)

 

 

今回も最後までお読み頂き

本当にありがとうございました。

 

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