こんにちは。
私大谷も今月の28日で
49歳になります。
本当に人生はあっという間に
過ぎていくなぁ、驚くばかりです。
私自身、歳を重ねる事に多少なりとも
ネガティブな感情を抱いてしまうの
ですが、必ずしも「加齢」はネガティブな事
ばかりではないようです。
ということで、今回は
『「加齢」のポジティブな側面』
についてお伝えしてまいります。
空間認識や言語能力は40〜50代がピーク
40歳を過ぎて体力の衰えを感じ、
肩を落としている方は多いかもしれません。
ですが医学的視点から見ると、
加齢にはメリットもたくさんあるようです。
その最たるものが『経験値』。
これには大きくわけて
『脳の経験値』
『体の経験値』
ふたつのポジティブな側面があります。
まずは加齢による『脳の経験値』についてから。
米国のワシントン州で行われた
「シアトル縦断研究」と呼ばれる研究では、
空間認識や言語能力、言語記憶
などは、
20代の時よりもむしろ40〜50代のほうが
能力値の平均が高い
という調査結果が出ました。
MRIなどで脳の画像を比較すれば、
もちろん若者の脳の方が
“フレッシュな状態”と言わざるを得ませんが、
脳の形がもたらすものと、
脳の機能がもたらすものには
乖離があります。
言葉は悪いかもしれませんが、
見た目的にフレッシュではない脳でも、
長年の経験値によってより多くの知恵を獲得
できていると言えるのです。
いやいやそんなことはない!
最近はとっさの会話も言葉に詰まって……
という40〜50代の方も絶望しないでください。
同研究では、認知機能の低下が見られ
た参加者の一部を対象に、
脳に刺激を与える「認知トレーニング」の
実験も行われました。
その結果、一定の認知機能の回復が
見られたと報告されています。
この研究によって得られるものは、
もう歳だからと諦めず、脳に刺激を
与え続けることが
『認知機能を維持する秘訣』
である、という教訓です。
認知機能維持のカギは、目や耳の「アンテナ感度」
「脳に刺激を与える」というのは、
特別な学びやトレーニングに限定されるもの
ではありません。
あえてコツがあるとするなら、
五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)
を使って外部からの情報をインプットすることです。
そのため、インプットを司る器官の中でも、
加齢による不調が出やすい目や耳には要注意を。
例えば、白内障は病気の進行が緩やかなため、
「年齢のせい」と片付けていたらいつの間にか
悪化している方もいます。
耳が遠くなる症状も、放置されがちな不調のひとつ。
認知機能維持には、目や耳のアンテナ感度を
良好にしておくことも重要なため、
「おかしいな?」と思ったら早めに病院の受診を
してください。
もちろんメガネや補聴器といった
サポート器具の活用も有効です。
大切な事は、
外部から脳に刺激を与えることを
積極的に続けていくこと。
これにより、あなたの認知機能は
確実に維持されます。
「老害」なんて言わせない
脳の経験値と同じように、
『体の経験値』
も加齢によって
多くのメリットがもたらされます。
私たちの体は実によくできていて
一度危険に晒された病原体に対する免疫を、
長年にわたり記憶しておくこと
ができます。
年齢を重ねると「風邪を引きにくくなる」の
もそうした恩恵のひとつ。
ある調査では、20代では年間2〜3回
風邪を引くのに対して、
40代以降は年間1〜2回に減少する
という結果が出ています。
特に40代から60代にかけては、
若い頃と比べてより多様な病原体への免疫を
獲得できているということが知られています。
病原体によって程度の差こそあれ、
体が一度記憶した戦い方は、
完全に忘れてしまうことはありません。
長い年月をかけ、できることを少しずつ
積み重ねて仕事の幅や人脈が
広がっていくように、
私たちの体もまさに
『経験値がものを言う世界』
なのです。
日本では年齢を重ねた世代に対して
『老害』
と侮蔑する言葉がありますが、
このエイジズムを象徴するかのような
この言葉に負けてはいけません。
0歳の赤ん坊であれ、10代の若者であれ、
みんな未来に行き着く先は高齢者。
歳を重ねることは生きることであり、
歳を重ねることの否定は生きることの否定です。
これからは人生100年時代。
我ら40代、50代にとってはまだまだ
中間地点です。
80代のご夫婦でおしゃれなバーに行ったり、
90代でもバリバリ仕事に精を出したり。
それも全部OK!!
これからの時代はそんな時代にして
行かなくてはならないのです。
頑張ろう、俺たち!!!
今回も最後までお読み頂き
ほんとうにありがとうございました。
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