前にもブログで書きましたが
僕の父親は、
作家吉川英治のアマチュア研究家です。
吉川英治記念館というところで、
ガイドをやりつつ、
研究成果をまとめて
本(冊子)にしたいという
野望も持っている。
その打ち込みようは
鬼気迫るものがあります。
77歳の父は、
すっかり老後のすべてを
吉川英治研究に捧げている。
ところで、今年のNHK大河ドラマが
「豊臣兄弟」であることは
みなさんご存じのとおり。
豊臣秀吉に関しては
吉川英治も「新書太閤記」として
その生涯を描いていますし、
かつて大河ドラマの原作にもなってます。
そこでNHKラジオでは
今年の大河ドラマとのコラボ企画として
3月末から一年かけて、
「新書太閤記」の朗読番組を
やることになったらしい。
題して「まいにち朗読『ラジオも秀吉!新書太閤記』」。
朗読するのは
声優の梅原裕一郎さん。
そして3月20日に、
その朗読番組の
「放送直前スペシャル」と銘打った
特別番組が放送されました。
その番組の中のワンコーナーで
「梅原裕一郎、吉川英治記念館を訪ねる」
というものがあり、
そこでガイドである僕の父が
梅原さんに記念館を案内する、
という役どころで
ラジオ出演したわけです。
収録は3月上旬でした。
梅原裕一郎といえば、
普段アニメを全く見ない僕でも
名前は知ってるぐらいだから、
相当有名な声優さんなんだろうな、
と思ってAIで調べてみたら、
やはり「現在の日本を代表する
トップクラスの売れっ子声優の一人」
だそうです。
そんなことはもちろん知らない父は
彼に会うなり、
「君、ずいぶんいい声してるねぇ、
絶対売れると思うから頑張りなよ!
顔もいいから俳優でもいけるんじゃない?」と
かなりの上から目線発言をしたとのこと。
これってアニメ好きの人からしたら
大谷翔平に
「君、ずいぶんいい球投げるねぇ、
ピッチャーでもいけるんじゃない?」と
ほざいてるようなもんでしょ。
もし僕がその場にいたら
冷や汗どころの騒ぎじゃなかったでしょう。
恥ずかしくて〇にたくなったかも。
そんなわけで、
父は20日の放送を楽しみにし、
「当日の放送は録音できないか?」
と頼まれたので、
ラジコを音声キャプチャする、
という形で録音保存してあげました。
8分ほどの短いコーナーだったし、
父の話す内容も
たいしたものではなかったけれど、
父にとっては
人生晩年のよい思い出になったのでは
ないでしょうか。
もちろんギャラは出ないけど
NHKのロゴが入った
記念品のボールペンをもらってきて
さっそく愛用してるようです。
それでは今日はこのへんで。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。