3月9日に急きょ入院した父が
今日(3月18日)退院して
家に帰ってきました。
心配していた言葉が出なかったことの
後遺症ですが、
普通に会話してる限り、
「他人から見るとあまり違和感ない」
くらいに回復(?)しています。
が、本人の感覚では
「言いたい言葉がすっと出てこないこともある」
とのこと。
明日から、入院していた病院とは別の
リハビリ病院に通うことになっています。
父の場合、「体の一部が麻痺」とかではないので
リハビリで何をするのかは不明ですが、
ちょっとでも回復の役に立つ
プログラムであることを願ってます。
あと、前回のブログでも書きましたが
今回の脳梗塞の
そもそもの原因である
首の血管が血の塊で細くなっている件は
どうなっているんだろう。
そちらを手術なりで治さないと
首に爆弾をかかえてる状態なので
手術するなら早くしてもらいたい。
父は今回の脳梗塞を発症するまで
喫煙者だったのですが、
入院中に家に残っていた
タバコ、ライター、携帯灰皿など
タバコ関連グッズは
僕が全部捨てました。
喫煙経験者ならわかると思いますが、
タバコを吸い込むごとに感じる、
あの頭の血管が締め上げられる感覚。
脳梗塞に良いわけがない。
父が退院したらまず間違いなく
「タバコを吸いたい」と
言い出すと予想していた僕は、
入院中に母にも
よく言っておきました。
「絶対にタバコを吸わせては駄目だ。
次に脳梗塞の発作が起きれば、
死ぬか、死ななくても
体半分が麻痺で
父が死ぬまで介護生活だろう。」
母も僕の意見に同意してくれました。
そして退院してきた父に
タバコについて尋ねると、
やはり「吸いたい感覚はまだある」と。
もちろん入院中は
タバコは吸ってないわけですが、
まだ吸わなくなって1週間ちょっとなので
吸いたいと思うことはあるようです。
僕もかつては喫煙者だったので
1週間程度ではニコチンが
体から抜けきらないことは
重々承知しています。
吸えないのはつらいでしょう。
ですが、今回ばかりは
吸わせるわけにはいかない。
そして、今回のことで
さすがの父も懲りたのか
「どうしても吸いたい」とまでは
言ってきません。
「俺が禁煙したときに使った
ニコチンガムを買ってこようか?」
と、聞くと
「今のところまだ大丈夫」と
言っています。
タバコについては
しばらくはよく見張りたいと思います。
ところで、
脳卒中を題材とした小説で
僕が一番最初に思いだすのは
向田邦子さんの短編集「思い出トランプ」
の中にある「かわうそ」という作品です。
今回、本棚の奥からひっぱり出して
あらためて読んでみました。
向田さんは生前、
妻子ある男性と不倫をしていて
相手の男性が実際に脳卒中になっています。
そして向田さんの本棚には
脳卒中に関する文献が多数あるのを
テレビで見たことがあります。
なので、「かわうそ」は
病気の描写がとてもリアルで
背筋がゾクッとする。
勢いに乗って
「思い出トランプ」の13の短編全部を
読んでしまった。
久しぶりに、「思い出トランプ」以外の
向田作品も読んでみたくなった。
それでは、今日はこのへんで。
父の退院の報告でした。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。