今日は最近観た映画と読んだ本について。
映画
ジェームズキャメロン
「ターミネーター」「ターミネーター2」
「タイタニック」「アバター」
「ターミネーター」
たぶん数の上では、
「1より2のほうが好き」
という人のほうが多いんじゃないか?
と思いますが、どうなんですかね?
ちなみに、僕は2のほうが好きです。
2は小学生の時に「リアルタイムで観た」
という思い入れもあるので、
それも込みの評価。
そして「タイタニック」
久しぶりに観ましたが、
いやー、いいっすね、
レオ様とケイトウィンスレットの船上ロマンス。
ローズ(ウィンスレット)が超簡単に
ジャック(レオ様)に魅かれていく流れが
リアリティない気もしますが、
3時間ちょっとの映画におさめるためには仕方ない。
あまりにも今さらですが、ディカプリオが
人気あるのもうなずけます。
ターミネーターでも
タイタニックでもアバターでも
ジェームズキャメロン監督は
観客が見たいと思って期待してる画(え)を
期待通りに見せてくれますよね。
だから興行収入がすごいのは納得ですし、
僕も大好きです。
それから、イングマール・ベルイマン監督の作品を
まとめて観ました。
ベルイマンは非英語圏の三大巨匠の一人、
と言われています。
(あとの2人はフェリーニと黒澤明)。
僕の大好きなウディアレンが
最も好きで影響を受けた映画監督。
ベルイマンは神(聖書)を扱った難解な作品と
そうでもない娯楽作品があって
当然、前者は意味がわからないのですが、
後者はかなり僕好み。
生きる意味を問うような会話や
実生活であった父との確執が反映された内容も
僕が共感できる理由かもしれません。
観た映画は次の通り。
「不良少女モニカ」「夏の夜は三たび微笑む」
「第七の封印」「野いちご」
「女はそれを待っている」「魔術師」
「ファニーとアレクサンデル」
まだまだベルイマン作品のDVDはもっているのですが、
ここまで観たところで、
パソコンのDVDドライブと、
ポータブルのDVDプレーヤーの
両方が同時に調子悪くなってしまいました。
というわけで、映画はしばらく休憩します。
読書
先日、村上春樹さんのラジオを聴きました。
大学生の時によく読んでいたのですが、
「はて、どんな内容だったのか?」
完全に失念していて気になったので、
久しぶりにいくつか読んでみました。
「風の歌を聴け」「ノルウェイの森」
「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」
話の内容は大学時代のほうが
おもしろいと感じながら読んでいた気がします。
40歳過ぎると、「うん、それで?」って感じで
そこまでストーリーには引き込まれなかった。
やはり村上春樹さんは若物向けの作家なんでしょうか。
でも、もちろん比喩表現なんかは
ぶっ飛んでいて、
これを超える現代の日本人作家は
僕は知りません。
あと、とにかく文章が読みやすい。
読者に対する親切心がビシビシ伝わってきます。
僕のように本を最初から最後まで読み通すことが
つらくて仕方ない人でも
苦労なく読み通せます。
続いて、手元にあった
村上春樹さん翻訳の
フィッツジェラルド「グレートギャツビー」
サリンジャー「キャッチャーインザライ」
も読んだ。
読みやすさは圧倒的に「キャッチャー」です。
16歳の男の子が読者に向かって
自分の身の上話を語り続ける、という内容だからです。
「ギャツビー」もよかったのですが、
おそらく英語で読まないと
凄みが伝わらないんだろうな、と感じました。
あと、文章の展開の仕方が
村上春樹さんのそれと似ていました。
ご本人も公言もしていますが、
相当影響を受けていることがわかります。
どちらもイノセンス(純粋、無垢)がテーマになってるので、
社会の汚さに絶望した若者の心に響く小説。
いや、若者じゃなくても
僕みたいな社会と折り合いをつけられない
ひきこもりの心にも十分響きます。
村上春樹翻訳本では、
チャンドラー「ロンググッドバイ」
も持っているので、
次はそれを読んでいきたい。
というわけで、今日はこのへんで。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。
追伸
もしかしたら家庭教師のバイトを
やるかもしれない展開になってます。
進展があったらまたブログで
書きたいと思います。