4/14~20まで都内の区議会議員選挙の
ボランティアをしてきました。
僕がお手伝いしたのは
4期目を目指す現職の女性議員のSさんです。
選挙に参加するのはこれで4回目で、
最初の出会いは僕が23歳。
そのとき選挙活動を手伝ったのが縁で、
以来、僕が精神を病んでいたときを除いて
参加してきました。
ちなみに、一週間事務所に寝泊まりしました。
今回僕が参加する前に最も心配していたことは、
「一週間はたして体力がもつのか」ということ。
普段、家でだらけきっている僕にとっては
厳しい一週間になるだろうな、と。
で、選挙が終わった今になって振り返ると、
今までの選挙の中で
肉体的にも精神的にも一番きつかった!
というか、今までは選挙期間の一週間が
つらいと思ったことはなかったのですが、
今回はなぜか勝手が違うように感じました。
一日のサイクルとしては、
朝は5時起き、夜は8時ぐらいまで。
その後事務所に帰って
コンビニ弁当を食べて
シャワーを浴びて寝る、の繰り返しです。
「寝る」と書きましたが、
最初の2日は、違う環境のせいなのか
うまく眠ることができなくて
3日目からは睡眠薬を増量して対応しました。
肉体的なことでいうと、
最後までなんとか
ダウンせずに活動できましたが、
やはり年のせいなのか、
普段の生活とリズムが違うせいなのか、
最後の2日はほんときつかった。
チラシ配りをしている最中に
眠気に襲われて
ボサッとしてしまうことも
時々ありました。
あと、道ゆく人に向かって
「よろしくお願いします!」と
おじぎをし続けていたら
背中がものすごい筋肉痛に。
僕が普段いかに人に頭を下げる生活を
していないか、ということを
痛感した次第です、、、
精神的な疲れでいうと、
選挙全体に「人の足を引っ張り合う空気」が
そこはかとなく漂っていて
ほんとその辺は嫌気がさします。
また、駅前演説の場所取りでは
他陣営との「対立」があり
それぞれの陣営が「自己の主張」をする。
やはり皆さん必死なので
欲望がむき出しになる。
日ごろから僕がそういう局面から
目を背け、避けていることなので
精神的に疲弊します。
社会で生きていくためには
もっとタフでなければならないことを実感。
それ以外で選挙運動を通じて
思ったこととしては、
僕らの陣営はスタッフが若い&少ない。
他陣営はじいさんばあさんが
大人数でぞろぞろとやってくる感じ。
土日はSさんの友人たちが
たくさん来てくれましたが、
やはり平日の昼間に活動できる人を
集めるのってすごく大変なんだな、
と思いました。
で、肝心の結果はというと、、、
次点で落選!!
当選まであと約31票でした。
前回の選挙よりも得票数を増やしましたが、
駄目でした、、、
本人は「私の力不足」と言っていますし、
それはその通りなのかもしれません。
でもやはり僕としては
「自分にもっと何かできたはずなんじゃないか」
という思いは残ります。
僕なんかよりずっと頑張っていた
スタッフの男(36歳)も
結果がでた後に
「自分がもっと頑張れば、、、」と
漏らしていました。
たぶんお手伝いをした
スタッフや知人みんなが
ちょっとずつ同じことを考えているはず。
でも、本人はもちろん、
僕や他のスタッフも
自分にできることは
目一杯頑張った結果なので、
こればっかりは仕方のないことだと
受け入れるしかなさそうです。
あ、それから日焼けしました。
選挙が始まる前は
顔が真っ白だったのですが
選挙が終わって実家に帰ったら
親から「生きてる人間の顔色になった」
と言われました。
あと、選挙期間中は間食もせずに
あきらかに口に入れる食事の量が
少なかったので、
家に帰ってきたら
今までの量だと多すぎる感じ。
一週間で3キロ減っていました。
普段ダイエットをしてもほとんど変化のない
僕にとってはこれはかなり大きな変化です。
今まで穿けなかったズボンも
すっきり穿けるようになりましたし。
というわけで、
結果は残念でしたが、
日ごろ家にこもってばかりの
僕にとってはよい体験でした。
今回の選挙を経験させてくれたSさんには感謝です。
たいして役に立っていないであろう
僕に対しても感謝の言葉をかけていただきました。
Sさんが今後どうするのか、
僕にはわかりませんが、
今後のご活躍を願っていますし
何かあれば微力ながら
またお手伝いさせて
いただきたいと思いました。
日曜日の朝に家に帰ってきて
その日は一日中甥っ子たちの子守。
月曜日は暗くなるまで
向かいの家の子供たちの相手をしました。
日常が戻ってきた感じですが、
ぜんぜん疲れがとれねぇ、、、
なんとなくまとまりのない
文章になってしまいましたが、
今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。