おかげさまで熱はおさまり
新年、やっと本調子に戻りました。
結局、インフルエンザだったのかは不明ですが
まわりで移ったっぽい人もいないので
ひと安心しています。
で、今日のテーマは子供です。
僕には甥っ子、姪っ子合わせて5人います。
上は小2から下は3歳まで。
このうち、小2(男)と小1(男)が
口(言葉遣い)が悪い盛りで困ってます。
2人どうしの会話だと
これはもう確実にケンカする方向へ向かいます。
例えば、、、
正月にこの2人が将棋をやっていました。
小1の方は将棋の指し方を知っているけれど
小2の方は将棋の駒の動かし方さえ知らない。
ルールを知らない小2の子に対して
小1が「その動かし方、バカだなぁ~」と
しみじみ。
小2「うるせー!お前の方がバカだよな!!」
あとはひたすら「バカ」の応酬で
収拾がつかなくなり、
小2が盤上の駒をぐちゃぐちゃにして
さらにバカの上乗り。
僕が「こらこら、バカって言うな」と言うと
一時的には収まりますが
その後も常にお互いが
好戦的な口のきき方というか、
トゲのある言葉で
なんとかして相手を不快な状況に陥れることに
執念を燃やしていました。
他の家の子を見ていても
やはり小学校低学年ぐらいの子は
口が悪いように感じることが多いので
甥っ子たちも放っておけば
学校などで痛い目にあったりするうちに
おさまると思うのですが、、、
少し話がずれるのですが、
僕が小1の子と将棋で勝負していた時のこと。
駒の動かし方しか知らない僕が
明らかなミスをしました。
するとやはり小1は「バーカ、バーカ」と
僕に言いました。
そこで僕は、
「バカっていうな。そういうこと言うと
もう一緒に将棋をやってやらないぞ」
と言い返しました。
その時は事は済んだのですが
後あとになって考えてみると
「ギブ&テイク式」で子供と接するのは
どうなんだろう、と一人考え込んでしまいました。
この時に限らず僕は子供と接する局面で
「○○するなら××してあげる」とか
「△△しないと□□してあげないぞ」とか
よく言ってしまいます。
つまりギブ&テイクの「取引」を
持ち出して子供をコントロールしようとするのです。
なぜこのような言い方をするのか。
一言でいえば「面倒くさい」からです。
いちいち丹念に説得し、
相手がわかってくれるのを「待つ」ことは
面倒くさいこと極まりない。
パパママである僕の弟夫婦も
祖父母である僕の両親も
当たり前のように「この手」を使っています。
世間の親御さんたちもよくこの手を
つかっているのを見かけます。
宗教の常套手段でもあります。
「現世で善い行いをすれば、天国に連れて行ってあげる」
「現世で修行し、祈りを捧げれば、来世で報われる」
といった論理です。
経済原理として、ビジネス上の「取引」ならよいと思いますが
子育て(人間関係)にこれを適用するのは
いかがなものなのか。
本来そういうものじゃないという気がします。
とはいえ、大人だって時間が無限にあるわけでもなく
楽したいのも現実です。
ジョンレノンならともかく(←イメージ)
普通の大人はそんな時間はないはずです。
それに、もし自分の子供だとしても
真摯に向き合いすぎては
自分が疲弊して、ひいては当の子供にも
悪影響である気もします。
もちろん、今の僕にとって
彼らは甥っ子姪っ子であって
自分の子供ではありません。
彼らを教育する義理は全くないと
言えなくもないのですが、
ちょっと気になったので
ブログで空想してみました。
中途半端ですが今日はこのへんで。
読んでくださってありがとうございました。