日本は地熱資源大国

岐阜県地方自治研究センター主催のもと、奥飛騨温泉郷 中尾地熱発電所を視察しました。

焼岳の恵みを受けた新穂高温泉・中尾地区では、地下熱資源を活用した地熱発電が行われており、地下からの地熱流体を利用して、蒸気で発電し、熱水を温泉へ供給するシステムが確立されています。

発電出力は1,998kWで、約4,000世帯に相当するエネルギーを生み出しています。

地熱発電の可能性は大きいですが、実際に掘削を行うと、必要なエネルギーが得られないリスクや、地元の温泉文化との調和を図ることの難しさを改めて感じる機会となりました。

これからも、持続可能なエネルギー源としての地熱発電の発展に注目していきます。