安倍総裁 10/1ぶら下がり会見 | 輝ける新しい朝

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今日のぶら下がり会見の内容を起こしてみました。けっこうしんどい。

しかし、気持ち悪い記者がいるもんです。赤字部。



記者 「まず、野田改造内閣ですけれども、新たな顔ぶれをご覧になって、どの様に思われますか?」


安倍総裁 「外交。経済、国難とも言える状況ですから、それぞれ適切に対応してもらいたい。と願いま

       す。しかし、近いうちに解散、と総理が約束されておりますから、幕引き内閣ということだろうと思

       いますね」


記者 「野田総理は、党首会談についてですね、赤字国債、選挙、国民会議について自公の考えを聞きた

     いとおっしゃっております。総裁はどうの様な考えで党首会談に臨まれますでしょうか?」


安倍総裁 「党首会談において、当然、議会政治ですから、与党と野党の第一党、話し合いをしていく、当  

       たり前なんですが、話し合いをして行くにあたって、大切なのは、信頼関係ですね。約束をして  

       も、それを守らないのであれば、話し合いをすること自体がむなしくなる訳です。

       谷垣総裁と野田総理は近いうちに解散と、8月8日に約束をしたんですね。まずは、その約束に  

       ついて確認をしたい。その上において、これから処理すべき法律、法案について話をしていきた

        いと思います」


記者 「その解散の時期について、野田総理、言及しないと言っておりますけれども、総裁の考えは、年 

     内、 という事でよろしいでしょうか?


安倍総裁 「まずですね、近いうちに解散をするという約束が8月8日に交わされた。この事実について、も

        う一度確認をする。その中においで、常識で考えなければいけませんけれども、その常識に

        ついて、お互い認識をともにしていきたいと思います」


記者 「臨時国会開催の時期について、野田総理、党首会談次第でいつ開くか検討するとおっしゃてます 

    が、臨時国会開催の時期について、総裁、どうお考えでしょうか?」


安倍総裁 「これについては、公明党のやまぐち代表とも良く相談をして行きたいと思いますし、野党全体

       における、考えも聞く必要があるでしょう。その上において、処理する法案等を勘案して、党首

       会談において話をしていきたい。」


記者 「オスプレイが岩国基地から沖縄に向かいました。この間、地元でも反発が強まっていますが、この

    間の政府の対応と、それから、取るべき政府の対等と、 ご所感をお願い致します。」


安倍総裁 「当然政府として、オスプレイについて、安全性について地元の方々に説明していく責任があり

       ますね。もとはと言えば、政府が国民から、地元の方々から信頼を失ってしまっている。説明の

       声が届かないという問題点があると思います。しかし、その中にあっても、説明をしていく責任

       から逃れる事はできません。安全性について、そして、このオスプレイの能力について、我が国 

       の安全保障にどのように貢献するか、オスプレイを代替するヘリコプターとの安全性の比較に

       ついて、政府がちゃんと誠意を持って説明する必要がある。その努力がまだ足りないのではな

       いか、そういう気がします。


記者「田中眞紀子さんなんですけれども、小泉内閣時代、色々問題があって、更迭という事がありました。

    今回の人事についてどう思われますか?」


安倍総裁「私も当時、官房副長官でありました。色々な思い出がありますね。しかし、今日、大臣に就任

      したばかりの方ですので、今日あえてコメントをすべきではない、のではないかなとおもいます」


記者「繰り返しみたいになるんですが、今回の内閣改造、民主党の党内人事を見ると、


安倍総裁「まず、第一点はですね、近いうちという約束を果たせない、これは国民との約束ですから、信を

       問いますよという約束ですから、これを果たさなければ、内閣は持たないんだろうと思います

       し、また、この新内閣のメンバーに対してもですね。我が党の論客の皆さんは、手ぐすね引い

       て待ってると、いう状況ですから、論戦を通じてですね、問題点も更に明らかになって行くんだ

      ろうと思います。そもそも、最初に、野田総理との間に、”近いうち”という事について、確認を取

      り、常識の範囲内というのはどの様なものか、認識を共にしたい、と思います」


記者「本日は、総裁経験者の方を回って、挨拶をされたと思います。具体的になにか示唆に富むようなアド

    バイス等ありましたでしょうか?」


安倍総裁「皆様から、大体3点ご指摘を頂きました。まず第一は、総裁の役割は、政権を取り返す事だ、

       と。政権を取り返して、外交・安全保障、これを立て直していく事である。そして3つ目は。ちゃん

       と健康管理をしなさい、と。という事でした。」


記者 「例えば、河野談話について、総裁選の中では、見直すという話をされましたが、今日その、

    河野さんとお会いになられましたが、そのあたり、何か話題に出ましたでしょうか?」


安倍総裁「中国を含め、北東アジアとの関係は重要ですよ、というお話は頂きましたが、談話についての話

      はございませんでした。」


記者 「今、党の論客が手ぐすね引いて待っているという話あったんですが、党首会談の話次第だと思うん

    ですが、本当に審議拒否という事に慎重なお考えなんでしょうか?」


安倍総裁「まずですね、党首会談の上において、最低限の、お互いに守るべき事がありますね、お互いの

       信頼関係がなければ、党首会談をしても意味の無い事になってしまいます。まず。その事をし

       っかり、確認していかなければならないと思います。」


記者 「今回の野田改造内閣がどういう点が国民から見て受け入れられないと、感じられるかとお

    思いになるんでしょうか?」


安倍総裁 「私は別に、受け入れられないとは一言も言っておりません。」


記者 「総裁から見て、こういうところが、国民から受け入れられないだろうな。評価されないんだろうな。

    という点」


安倍総裁 「最初に申し上げた様に、ね。この国難の時期ですから、適切に対処してもらいたい。そう願い

        たいですね。まあ、しかし同時に、先ほど、申し上げましたように、近いうちに、という事であり

        ますから、幕引きという事だろうと。それも自ら、それぞれの方が幕を引くかどうか、それはこ

        れからの事なんだろうと思います。


記者 「(聞きとれず)  今後の派閥運営、党運営に関しては、どのような ??」


安倍総裁 「あまり、そのような党のこまごました話はいっさいありませんでした。最初に申し上げました

       様、総裁が中心になって、党が結束をして、そして、総裁選も終わったんだから、森さんはラガ

       ーマンですから、ラガーマンらしく、ノーサイドで、一致結束して、総選挙に勝利する事が、君の

       仕事だ、という事でした。そして、勿論、外交、安全保障、立て直していく必要があるよ、という話

       でした」