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イタリアでは、現金での買い物は少ないし、クレジットカードも暗証コードと身分証明書のダブルチェックだ。
新型コロナウイルスの感染者が多いミラノ行きの列車に乗るには、IDチェックが厳重に行われ、不要不急の旅行者を止めている。
中国では、列車の乗車券から、北京の紫禁城(故宮)の見学まで、身分証明書番号とともに予約し、現場では照合もされる。
今回の問題では、レストランの利用にもIDカードが義務付けされたらしい。
韓国人は、16歳から「住民登録証」を持っており、銀行で口座を開くときも、携帯電話を買うときも、インターネットのサイトで会員登録をするときも必要だ。
顔写真が入り、「住民登録番号」の最初の6ケタは誕生日だ。
今回は、生年末尾でマスクを買える日を決めて少量ずつ売っているから公正だ。
高齢者や子供の分は証明書を自分でダウンロードして家族が持っていかねばならない。
日本でも、政府はいろいろアメを与えてマイナンバーカードの普及を奨励しているが、ストレートに「取得」と「提示」を義務付け、持たないと罰せられるようなムチで推進しないから、いつになっても普及しない。
各種手続きも、選挙権行使も、パスポート交付も、飛行機や新幹線の予約や定期券購入にも義務付けしないと、テロが起きてからでは遅い。
日本でマイナンバーカードの義務化に反対している中には、中国や韓国に近い人々もいる。あちらと同じことやるのに反対するというのは、「工作員の論理だ」とあえて糾弾したい。 関東大震災後に復興院総裁になった後藤新平は「千載一遇のチャンス」と豪語して、帝都復興に臨んだ。
イタリアでのルネサンスは、ペスト流行の災禍の中から生まれた。中国など、これを機会に大学などでの講義をネット利用に移行させているし、統治機構の改善も徹底してやるようだが、日本では動きは鈍い。
阪神淡路大震災や東日本大震災の復興も前向きとはいえなかった。
このままだと、かつて日本が戦災の瓦礫(がれき)のなかから再生したように、中国はこれまで以上に強い世界の主役に生まれ変わり、日本はますます凋落するのが目に見えるようだ。
(評論家・八幡和郎)
私は
ロボットみたいに管理されるのは嫌だから
マイナンバーカード反対派なんだよね
でもマイナンバーカードシステムを使えば
振り込め詐欺も減るだろうし
チケット転売もなくなるだろうし
横領・脱税も犯罪も爆買いも
みんな減ると思うよ