つづき
§相性花§
春
サクラの花
♪純潔♪
サクラの語源については花が咲き映えるから「咲き映え」、木の皮が横に「裂ける」ことから「咲き裂け」、麗らかに咲くことから「咲く麗」、木花之佐久夜毘売の「佐久夜」からなど、いろいろな説がある。
夏
ヒメヒマワリ
♪愛慕う心♪
「明け方に日の神を慕いたごとく、夕暮れにその変りぬ眼差しを向けるひまわりのように」《T・モーア『私を信じて』》。
太陽とヒマワリの神話は、数多くあるが、その中にこそ二人が幸福になるための原点が隠されている。
秋
バラ
♪君のみが知る♪
「愛する者を正しく知るには年令が必要である。 人生の苦悩と労苦は知覚を細やかにする」《ジャドンヌ》。
このことばは、この日生まれの人にとっては、重要な意味を持つ。
この人を愛する人にとっては、もっと重要かもしれない。
冬
バラ
♪愛♪
かつて楽園のバラにはトゲがなかったが、アダムが楽園を追われたとき、彼にその罪を思い出させるためにトゲが、楽園の素晴らしさを思い出させるために、香りと美しさがつけられたという話が残っている。